★参院の与野党逆転へ全力 民主党大会で小沢代表
・民主党は十六日午前、都内で二○○七年度定期大会の本会議を開いた。参院選で
与野党逆転を果たすことを「唯一最大の目標」と位置付けた○七年度活動計画案を
採択。小沢一郎代表はあいさつで参院選勝利に向けて「格差是正」に焦点を合わせ、
安倍政権と全面的に対決していく姿勢を鮮明にする。
活動計画案は自民、公明両党を参院選で過半数割れに追い込み、早期の衆院解散・
総選挙を実現、政権交代を果たすと強調。二十五日召集の通常国会では自民党との
対立軸を明確にし、「焦点化した課題や国民生活を直撃する問題」では対案を示す
とした。
本会議では、参院選をにらんで取りまとめた「政権政策の基本方針」(政策マグナカルタ)
を報告。「共生」を基本理念に掲げるとともに(1)高等教育の無償化(2)消費税率5%を
維持しつつ年金の基礎部分に全額を充当−などを盛り込んだ。
本会議には、党所属国会議員や地方議員らが参加。来賓として社民党の福島瑞穂党首や
国民新党の亀井久興幹事長、連合の高木剛会長らが出席するほか、民主党と定期協議の
初会合を開く中国共産党の王家瑞対外連絡部長もあいさつ。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200701160205.html