大阪府茨木市のアルバイト男性(23)が昨年8月末から行方不明になり、知人の工員(21)が府警捜査
1課の調べに「連れの男と一緒に男性の遺体を隠した」と供述。同課は13日、同府高槻市奈佐原の阿武
山古墳の敷地にある貯水槽で、供述通り男性とみられる白骨化した遺体を発見した。
同課は高槻署に捜査本部を設置。遺体の身元確認を急ぐとともに、死体遺棄容疑で工員と職業不詳の男
(22)を逮捕し、男性の殺害についても追及する方針。
行方が分からないのは茨木市星見町2丁目の佐々木優志さん。
工員は「男の指示で佐々木さんと殴り合いをした後、男が佐々木さんを暴行し死亡したので、遺体を2人で
担いで貯水槽に捨てた」と供述しているという。
調べでは、佐々木さんと男は1997〜99年ごろ、高槻市内にある情緒障害児の短期治療施設で知り合い、
付き合いが続いていた。施設と阿武山古墳とは数百メートルの距離。
佐々木さんは昨年8月31日夜、茨木市内でレンタカーを借りて2人と合流したとみられ、直前、弟に「3日間
連絡がなかったら事件やと思ってくれ」と話していた。9月上旬、母親が茨木署に家出人捜索願を提出。レン
タカーは同府八尾市の路上で放置されているのが見つかった。
ソース
nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070113-142057.html