自民党の中川秀直幹事長は7日、NHKなどの番組に出演し、参院選の勝敗ライン
について「与党で過半数を取らなければ法案成立が難しくなる」と、非改選を含め
参院の過半数維持が必要との認識を示した。同時に「責任問題は出た結果で判断
すべきだ」と述べた。
また公認候補の差し替えについて「世論調査を踏まえ、県連と相談しながら円滑、
円満に進めたい」とし、2月中に結論を出す考えを示した。
衆参同日選挙の可能性については「解散権を持つ安倍晋三首相が判断すること」
としながらも「一昨年の衆院選で公約した郵政民営化が始まるのは今年秋であり、
まだ公約を果たしたとは言えない。参院選で勝つために衆院を解散するのは大義が
ない」と、重ねて慎重姿勢を示した。
■ソース(日経新聞・共同電)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070107STXKA004107012007.html