★パレスチナ首相と議長、停戦で3度目の合意
【カイロ=森安健】パレスチナ自治政府のアッバス議長とハニヤ首相は5日未明、ガザで
2カ月ぶりに会談し、双方が率いるファタハ、ハマスの武力闘争を沈静化し「挙国一致内閣」の
創設を目指し、引き続き協議していくことで合意した。
アッバス、ハニヤ両氏が停戦で合意するのは3度目。これまでは合意が数日ももたず
暴力の応酬が再開していただけに、今回の合意の実効性にも疑問符が付く。
4日にはハマス戦闘員らがアッバス議長に近い治安部隊の幹部を自宅で射殺したため
緊張が一段と高まった。両氏の会談は当初、ヨルダンで開かれる予定だったが
ハニヤ首相は治安情勢の悪化を踏まえてガザに帰還。ガザで緊急会談を開いた。
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070105AT2M0501T05012007.html