★銀行ATM「需要・利便性」で無料化拡大−三菱東京UFJやソニー銀
12月31日(ブルームバーグ):銀行の間で現金自動預払機(ATM)の利用手数料を
無料化する動きが広がっている。ソニー銀行が20日からコンビニエンスストアに
設置されたATMで現金を引き出す際などの手数料無料化を開始、三菱東京UFJ銀行も
2007年3月から同じようなサービスを開始する。顧客の利便性や高い需要に配慮し、
顧客の囲い込みを狙っている。
ソニー銀はセブン銀行と提携し、セブンイレブン設置のATM手数料を原則24時間無料とした。
三菱東京UFJ銀は来年3月からセブンイレブンのほかローソンなどの約2万2000台で、
平日午前8時45分から午後6時までを無料(現在は105円)とし、それ以外の時間帯や
土日祝日の利用料でも従来の 210円から105円に下げる予定だ。
三菱東京UFJ銀の畔柳信雄頭取は、こうした取り組みについて
「アンケートでのお客様からの声が高いものを意識しながら一つひとつ実行している。
今まで以上に期待にこたえサービス向上に努める」と顧客重視を強調する。
他の銀行では新生銀行が個人向けサービス開始の当初から自行ATMやセブン銀行など
提携先ATMの利用は原則24時間無料。コンビニのam/pm(エーエム・ピーエム)設置の
約1100台が自行ATMの三井住友銀行では支店設置のATM同様日中はすでに無料、
また与振り込みの集中する毎月25日、 26日には本支店では時間外手数料を無料としている。
銀行業界からも「自分のお金を引き出すのに、得られる利子よりも多い手数料を
払わなければならないのはおかしい」(東京スター銀行のタッド・バッジ頭取)との
声が出ている。不良債権処理を終えた大手行などは収益の柱としてリテール分野を
重視しており、顧客獲得のためのサービスの一環としてATM手数料無料化の動きが
広がる可能性もある。
Bloomberg
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=a_6j2dHErTZU 前スレ
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1167615072/