【経済】地域格差広がる…06年金融資産 東北579万円、北海道703万円、中部は自動車製造業好調で1352万円

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1依頼77@試されるだいちっちφ ★:2007/01/01(月) 11:59:11 ID:???0
★06年金融資産 道内世帯は700万円 中部1352万円 格差広がる

 二○○六年の、道内世帯の預金のほか有価証券、保険などを含む金融資産平均額は七百万円で、
全国平均一千七十三万円より三百七十三万円少ないことが三十日、金融広報中央委員会(事務局・
日銀)の調査で明らかになった。一方で借金額は全国平均を上回り、景気回復が遅れている現実を
反映する結果となった。

 道内調査は六、七月、無作為に抽出した四百五十世帯を対象に行われ、百三十七世帯(回答率30・4%)
が回答した。全国では一万八十世帯を対象に、三千四百七十六世帯(同34・5%)が回答した。

 それによると、道内世帯の金融資産平均額は、前年調査の七百三万円からほぼ変わらず、全国
九地区で最低だった東北の五百七十九万円に次ぐ水準。関東、近畿など四地区で一千万円を超え、
最も高かったのは自動車製造業が好調な中部の一千三百五十二万円だった。

 また、一年前に比べ預金を減らした道内世帯は50・9%で、前年の53・0%からわずかに改善した。
ただ、その理由のほぼ半数が「定期的な収入が減ったため、貯蓄を取り崩した」と回答し、状況は
決して明るくない。

 厳しい面は借入金にも表れ、道内の平均額は前年比百四十六万円増の五百五十八万円。全国
平均五百三十六万円を超え、九地区の中で近畿、関東に次ぐ三番目の高水準となった。日銀札幌
支店は「景気回復をめぐる実感や地域の格差が、家計面にも表れてきている」と分析している。

北海道新聞 2006/12/31 06:43
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061231&j=0045&k=200612316306