安倍首相は31日、東京・六本木の映画館で、クリント・イーストウッド監督の
映画「硫黄島からの手紙」を昭恵夫人らと鑑賞した。
作品は、昭和戦争末期の硫黄島戦を題材に、米軍と死闘を繰り広げた日本の将兵
の姿を通じて、戦争のむごさを描いたもの。部隊の上官が「靖国(神社)で会おう」
と自決する場面もある。
首相は、一般客に交じって映画を見た後、記者団に「いい映画だね」と語った。
多くの兵士が家族へ手紙をしたためたものの、届かないまま戦死したことについて
「手紙に家族への思いが込められていた」と述べるなど、胸を打たれた様子だった。
夫人のほか、母の洋子さんや弟の岸信夫参院議員夫妻らも同席した。
■ソース(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061231i311.htm