★佐田大臣、説明次第で辞任止むなしの声
佐田行政改革担当大臣の政治団体が架空の事務所の光熱費などを
偽って国に報告していたとされる問題で、与党内からは、佐田大臣の
説明次第では辞任やむなしとの声もあがりはじめています。
この問題は、佐田大臣の政治団体が、1990年から2000年まで、
実際には無かった事務所の光熱費などで、およそ7800万円の支出を
記載した虚偽の政治資金収支報告書を提出していたとされるものです。
佐田大臣は26日の会見で「事実関係を調査し報告する」と繰り返し、
安倍総理も、「国民に説明できるように調査をして、事実を確認しなければ
ならない」と述べています。
「(佐田大臣は)弁護士を交えて精力的に調査をしているというふうに
聞いており、近々にも調査結果を発表できる予定であるというふうに
聞いております」(塩崎恭久官房長官)
佐田大臣は、一両日中にも記者会見を開いて説明するものと見られますが、
佐田氏と同じ津島派の幹部は27日朝、「本人が支出した金の使い道を
説明できなければ、それは大変なことだ。その時は辞任という事態もありうる」
と述べ、説明次第では辞任もあり得るとの考えを示していて、政府与党内には、
「年を越すべきでない」と早期の対応を促す意見が出ています。
佐田氏の説明によっては、辞任を求める声が一層高まることも予想され、
失点続きの安倍政権は、さらなる窮地に立たされています。
TBS
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline3457976.html