■ゲームで暴力性が高まる条件まとめ@坂元教授
(1)暴力が賞賛されている場合
(2)暴力が正当化されている場合(復讐など)
(3)暴力をふるう主人公が魅力的である場合(ヒーローもの)
⇒向社会性をもたらす「人助けを賞賛するようなゲーム」が望ましい?
坂元教授 インタビュー
http://research.cesa.or.jp/interview/sakamoto01.html ・研究者たちの意見は、『暴力性との関係については、条件付きで「ある場合もある」』という方向に
・関係があるということを、裁判に勝てるくらいの強い証拠で実証しろと言われても無理
・関係がないということを実証するのも無理
【調査】ヒーロー主人公のゲーム、子供の攻撃性高まる?…暴力描写高いゲームは逆に攻撃性低下
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1105035490/ >調査結果を分析すると、知的だったり、見た目がかっこよかったり、魅力的な
>特徴を持つ主人公が登場し、攻撃するゲームでよく遊んでいた児童は、1年後に
>「敵意」が上昇していた。「ひどいことをした悪者に報復する」という、暴力を正当化
>するゲームでよく遊んでいた児童も同様に「敵意」が高くなっていた。
>
>これに対して、攻撃回数が多い、たくさんの人を攻撃するなど、暴力描写の程度が
>高いゲームで遊んでいる児童の場合は、研究チームの予想とは反対に、むしろ
>攻撃性が低下していた。
坂元氏「ゲームが人を暴力的にする」は支持されつつある
http://plusd.itmedia.co.jp/broadband/0312/15/lp14.html >坂元氏はゲームが人間の“向社会性”にもたらす影響にも言及する。
>向社会性とは、社会の役に立とう、人助けをしようとする心の働きを指す心理学用語。
>人助けを賞賛するようなゲームであったなら、暴力の場合にそうであったように、
>子供は道徳心を学習するのだという。「暴力と向社会性に対する効果は、同程度」(同氏)。
>ただ、現実にはやはり暴力的なゲームコンテンツが多い。「調査したところ、ゲームの90%には
>暴力的要素が含まれているが、向社会性となると30〜40%程度になる」(同氏)