【社会】天皇機関説学者に報復警告し、転向を強要していたことが判明

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132名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:01:43 ID:eM6bbPv+0
今日の大分合同新聞の一面の半分がこのニュースだった。
一面に持ってくるほどのニュースなのか?
でっかい字で

 「 思 想 統 制 を 徹 底 」

とか書かれててるんですよ。
教育基本法改正のネガティブキャンペーンがしたいだけだろ。
133名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:05:53 ID:jrKuztxY0
史実は史実として受け入れればいいのに、ネトウヨが異様に必死なのは何でだろう?
134名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:06:36 ID:D3FYUJqCO
この手のスレって長文率高くなるよな
135名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:10:46 ID:7aajZ0u30
コピペしてるバカがうざいなw
136名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:12:51 ID:LiiFUhYD0
昭和天皇自身も天皇機関説支持者だった思うけどな
137名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:17:22 ID:RJi2Ld7y0
思想統制ってんななら、左右が入れ替わっただけで
今も本質はたいして変わっていない

学校教師やマスコミは相変わらず異論を一般人が言うと攻撃の対象にする
138名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:19:04 ID:CKfHZ0PM0
そのうち蓑田胸喜みたいなキチガイが出てくるんだろうな
139名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:19:07 ID:dpnw3Ay40
【第三帝國】 ドイツ人がポーランドを提訴
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/news/1166334973/
140名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:21:20 ID:m7RaUK4p0
今この時期に、これを大々的に取り上げるところになにか意図が感じられるよな。
マスゴミとはこのことだ。うちの地方紙でも社会面にでっかく載ってたし、そんなに大ニュースなのかw
141名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:21:26 ID:oBxPUq8R0
北朝と南朝って北朝鮮と南朝鮮の略だったのか 
142名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:21:42 ID:jrKuztxY0
>>137

権力が統制するのと民間が統制するのとではぜんぜん違うわけだが
権力は強制力と実効力を行使できるからね
143名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:23:05 ID:CKfHZ0PM0
憲法の私人間効力とか言っても>>137みたいなバカにはわからんだろうし・・・
144名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:25:39 ID:uNsFvVAm0
昭和天皇自身は天皇機関説支持者!
145名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:27:37 ID:qct22PDO0
大東亜戦争の言論統制でいえば、情報局情報官の「小ヒムラー」
こと鈴木庫三少佐ってのもいたな。
このへんの問題は、学問的正当性やウヨサヨなどの思想で語るより
官僚制度が暴走するといかに怖ろしいかっつー問題で考えた方がいい。
146名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:28:53 ID:8r1eXzid0
>>142
その分、全体主義が巧妙になっているのさ
147名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:29:09 ID:qyuYxHDg0
>>136
昭和天皇も、当時の知識層はみな機関説だよ。
しかし当時のテロリスト右翼の言い分が支配していったと。

昭和天皇が機関説で、君臨すれども統治せず、議会や内閣の決定に従う姿勢だったから
後で戦争犯罪を問われることも無かった。
ネトウヨはむしろ感謝すべきだな。
148名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:32:44 ID:vPQDiUTX0
('A`)ま、その後の現実をみれば
  天皇機関説が誤りだったんだけどね。
  逆に、天皇機関説という無機的な概念を持ち込んだ事により
  天皇神格化暴走の素地を作っちまったし
  一見合理的なこの概念に囚われて、当時のインテリどもは
  暴走にに対抗出来なかったんだよ。
149名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 15:57:48 ID:LiiFUhYD0
>>147
そうだったのか。d
天皇機関説支持者だった奴らは基地外扱いだったみたく
教師が話してたからな。教科書でもそれっぽく書いてあったし。
もう一度勉強してみるよ。
150名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 16:02:27 ID:oBxPUq8R0
>>149
天皇=神 って考えてる人にとっては、
天皇=機関 ったらキチガイ以外の何者でもないが
151名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 16:20:59 ID:LiiFUhYD0
>>150
いや、それはそうなんだけど。
昭和天皇が機関説支持者だったからこそ
機関説否定派だった一部の軍部が暴走出来た可能性も妄想できる訳で、
歴史っておもしろいな〜と思ってるだけ。
152名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 16:25:37 ID:n0d/VQCA0
天皇機関説のスレに共産主義運動のコピペを貼り付ける頭の悪さには絶句するな。
もしかして「機関説を唱えた人は売国奴と呼ばわり→売国奴…つまりアカだな!」って妄想でもしてのだろうか。
153名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 16:27:21 ID:/pzO0j6o0
天皇機関説は明治憲法の拡大解釈だけど広く支持されていた
今の9条の拡大解釈みたいなもの
154名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 16:58:43 ID:H7re/xWgO
>>150
天皇の役割=機関な訳だが

>>149
そいつも間違ってるがね 
155名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 17:04:50 ID:vPQDiUTX0
天皇は見る人が見たいものに見えるからな。
ヌエみたいなものだ。
156名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 18:07:11 ID:7aajZ0u30
今も昔もテロリストとそれを扇動するマスゴミが一番の害悪
157名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 21:50:11 ID:7VDM0qO90
っていうか、このニュース、改正教育基本法案が通ってしまたことへ対しての
共同のあてつけだろ?
158名無しさん@七周年:2006/12/17(日) 22:36:55 ID:dgJMx9mY0
>>149
戦争開始を決めた御前会議だって、天皇には会議を開く権限はあるけど
発言権が無かったから、戦争責任は無いとするのが定説。

戦前の国家公務員試験は天皇機関説を前提に出題されていたのが、
いきなり軍部に否定されて、困ったそうだよ。
159名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 01:18:54 ID:8++/N9NE0
>>150
>>154
天皇は、論理を理解していたが「機関」といわれるのを嫌がった。
しかし「器官」ならは納得していた。

バカ政治家が、政争のために統帥権を言い出して軍を統制できなくなった。

160名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 01:19:43 ID:A96HnTI9O
161名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 01:33:04 ID:FLmATJH/0
戦争責任 なんて書く白雉が居るスレを久々に見た
162名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 01:41:47 ID:H+Y1J26E0
しかし機関説を戦後声高に唱えていれば食えたという一面もあるはずで
後のユル〜イ左翼の温床となったという側面も確かにあるのでは?
163アフリカーンス ◆ld0Zr.wEsk :2006/12/18(月) 01:48:02 ID:yzU8DpZX0
昭和天皇だって「機関説でいいんだ」
といっていた
164名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 02:04:11 ID:b4xaxQpXO
>>1
まるでGHQみたいだ。

でも要求は要求で、その後も機関説は出ていたからGHQみたいな強制では無いようなきがする。
>>1の記事は何か一方的な書き方で胡散臭い。
165名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 03:09:39 ID:Pi0x1e8o0
>>159
ってか、昭和天皇も国家有機体説が単に分かりやすくて好みだったのだろう。
だとすると、機関が嫌で器官だといいと考えたのも分かる。

もはや古臭い考え方だが。
166名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 03:25:53 ID:lighffY20
>>165
天皇は機関説の立場をとっていたんじゃないの?
無知ですまん。
167名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 04:02:44 ID:8++/N9NE0
>>165
昭和天皇は、生物学者だからな。
168名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 05:41:13 ID:Tt+xoG5O0
>>166
天皇機関説については「何が間違っているのか、朕に理解できない」
と重臣に漏らしていた。

これは当たり前の話で別に、美濃部が突然発表した理論ではなく
明治から、そう帝国憲法は解釈されてきた。

が、突然変わってしまうのよ。

時代の流れって恐ろしいわね、ってことさ。
169名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 07:44:31 ID:TvBYr79T0
>>168
突然というか、一次大戦後の世代交代とともにですね。
機関説を自然に捉えていた元老の衰退とともに、表向きの神輿でしかなかった皇室と
皇族を誰が担ぐか、というところで生まれてきたものだし。

重大なターニングポイントは、やはり宮中某重大事件かな、と思う。
170名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 08:14:50 ID:9Gugk9DV0
>>151
×歴史っておもしろいな〜と思ってるだけ。
○妄想っておもしろいな〜と思ってるだけ。
171名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 14:52:24 ID:NQyBlHg/0
>>170
いや、>>151の意見は妄想ではない
天皇が自らを権力者と考えて積極的に口をだせば軍部も自制せざるを得なかっただろう
現に226事件は断固たる発言によって反乱軍を抑えることに成功している
天皇自身もっと積極的に動けばよかったという悔いはあったはず
君臨すれども統治せずの建て前にとらわれすぎた観がある
172名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 15:56:31 ID:afyODfNo0
戦前の日本では当たり前。
173名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 17:41:45 ID:TvBYr79T0
>>171
大正帝の姿を見て育っていることを考えると、仕方のないことではないかと。
174名無しさん@七周年:2006/12/18(月) 21:00:09 ID:UBNb/x/H0
>>155
見える、童顔キョヌーでツンデレの天皇陛下が見える!!
175名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 04:37:14 ID:VeRphIfs0
>>136
天皇機関説は高等文官試験の教科書にもなっていたくらいだかな。
176名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 04:39:52 ID:PzO5QH5L0
>>161
> 戦争責任 なんて書く白雉が居るスレを久々に見た
ソクイ!
ホウギョ!
の二声?
177名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 04:59:05 ID:hzRfb1e2O
そもそも天皇機関説はほぼ当時の通説。野党・軍部が政府・与党を叩くため
話を大きくしただけ。んでその後も難癖つけまくって、最終的には
議会を解散されて大敗するわけだが、直後に軍の一部がぶちきれる。

この国の野党の役立たずさは異常
178名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 05:39:59 ID:CyvweiuJ0
>>177

この場合の野党と言うのは、下野していたころの自民党だよな
179名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 06:05:58 ID:xiUipLDl0
立憲君主制であることを確認しただけの学説に反発した人たちの気持ちが分からん。
そういった連中は自分の考えと天皇の考えが違ってたときにでも天皇の決定に従うつもりだったのか?
自分の考えって物が無かったのか、自分の人格を天皇に投影していたのか…どっちなんだ?
180名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 06:13:51 ID:S/oqBzEy0
あの時代の大日本帝国ってファシズムに含まれるようになったんだ
181名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 06:23:22 ID:Lo73dxgZ0
>>158
>戦争開始を決めた御前会議だって、天皇には会議を開く権限はあるけど
>発言権が無かったから、戦争責任は無いとするのが定説。

どこのDQN学会だよw
182名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 07:09:21 ID:RauYSJOM0
>>181
でも橋爪なんかは天皇機関説を以って、天皇の責任を否定するよね。
私は158ではありませんが。
183名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 07:13:01 ID:Sj4QVryz0
>>179
そうじゃなくて、主権が天皇にあるとすれば、天皇さえ擁すれば元老や政治家を排除して
軍令部がを握れるという考え方。

本来、統帥権の独立というのは、日本国憲法制定時にドイツ(当時はプロイセン)を参考に
したことから生まれた概念で、皇帝ウィルヘルム1世が統帥権を持ち、外交をビスマルクが
行い、戦争をモルトケが行うという関係から、皇帝の名の下に、ビスマルクがどことどう戦争
するかいつやめるかといった国策・大戦略について決定し、軍隊の作戦内容はビスマルクら
政治家には一切口をださせないという意味。

ビスマルクが頻繁に戦争・作戦に口を出したためにモルトケがうんざりして、分権を徹底して
もらったということなんだよね。

これを、日本軍が誤解をしたのか意図して曲解したのかは議論が分かれるところだけど、
226事件の調書や、二次大戦の資料を読むと、軍人の考え方は自分たちが考えることが
正しくて、天皇は常にそれを追認する、という考え方で一貫してる。
これは、大日本国憲法制定前の内閣制度にある内閣職権の規定

「事ノ軍機ニ係リ参謀本部長ヨリ直ニ上奏スルモノト雖モ陸軍大臣ハ其事件ヲ内閣総理大臣ニ報告スベシ」
(軍機に関わることは参謀本部長より直接天皇へ上奏し、内閣へは事後報告でよい)

のころからあって、維新以降の日本軍の根本的な考え方が、日露戦争を経て戦争後の軍隊
縮小を拒む軍と、戦争で日清戦争のように相手国から権益を奪えなかったことからくる民間の
後押しを経て、1900年の現役武官制(現役の軍人が大臣になってよい)が定められて、より
強固に補強されていったんだ。

だから、自分の人格を天皇という機関に投影していたという認識で合ってるし、一部の連中という
よりは、日露戦争後の大きな社会のゆがみが生んだということ。
184名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 07:21:32 ID:3OorIVGq0
>>179
天皇の威を借りて、自分の思い通りにしたがってた。
皇道派ですら、昭和天皇を廃し、伏見宮を立てようとしてたぐらい。
185名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 07:26:21 ID:Sj4QVryz0
>>181-182
法律的側面から見れば、天皇に責任がないのは事実。
(二次大戦における戦争責任の定義は、法律を超越して私的感情による制裁の要素が
強いwので、その意味での責任問題とは別として)

これは、統帥権が軍令部の輔弼によってなされるものとされているためで、輔弼というのは、
広辞苑を引いてもわかるし、歴史的、慣例的なあらゆる側面から見てもそうであるように、

ほ‐ひつ【輔弼】
@天子の政治をたすけること。また、その役。
A明治憲法の観念で、天皇の行為としてなされ或いはなされざるべきことについて進言し、
採納を奏請し、その全責任を負うこと。国務上の輔弼は国務大臣、宮務上の輔弼は宮内
大臣および内大臣、統帥上の輔弼は参謀総長・軍令部総長の職責であった。「―の任」

ということになっていて、天皇の責任は問われない。
左翼が絶対に「統帥権」の内容そのものに言及しないのは、こういうことで藪をつついて
蛇を出したくないから。

朝日新聞なんかをよく読むとわかると思うけど、必ず統帥権そのものを戦争責任に直結
させずに、統帥権を持っていたのだから”何らかの”責任があるだろうとしてるんだよねw

これは、統帥権の語句の中の統帥(軍隊を率いる)という言葉にのっかった言葉遊びであり、
長年左翼がついてきた嘘でもあるんだけど。
186名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 07:33:24 ID:CyvweiuJ0
>>185

それは無理があるな。そもそも戦争決定は御前会議によってなされるから、天皇が最終責任者として
列せられないという理屈は通らない。例え発言権が無かったにしても、開催者としての責任は
全うしているからだ。
近代法理論から言えば、天皇機関説が解釈として成立する以上は、機関としての機能と責任は
明確に有するわけだ。
187名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 07:35:20 ID:RauYSJOM0
>>183
そのとおりだと思いますね。
ただ、天皇機関説は国民主権ではないんですよね。
日本がお手本にしたドイツはヴァイマル憲法で国民主権になっている
(でもヒトラーが出てきたんだけどw)
つまり機関説の中にも実は、軍部の独走を許すような要素があったと私は見てるんですけど。
(軍部は機関説を目の敵にしてましたが)
日本は、西欧の興隆を目の当たりにして、アジアの中で唯一それに適応しようとしたけど、
結局、明治維新も農民→武士→藩主→将軍というヒエラルキーは壊しはしたけど
何か別のヒエラルキーを作っただけだったんじゃないかと、考えます。(それはそれで
とても重要なことだったとは思いますが)
結局、機関説問題というのは戦前日本が民主主義国とは実は言いがたかったことを
糊塗したいがためのエクスキューズではなかったかなんて考えてます。
だから機関説で以って、天皇の責任を否定するというのは(ry
188名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 07:37:35 ID:Sj4QVryz0
>>186
おいおい。 それを言うなら、天皇機関説が成立したら美濃部の11条解釈で輔弼の
用語以前に、責任がないことになるだろw

天皇責任論は知ってるが、そんな暴論は初めて聞いたなあw
189名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 07:41:30 ID:xiUipLDl0
>>183>>184
丁寧かつ分かりやすい説明をありがとう。
実権を握りたかった連中にしてみれば天皇が絶対不可侵の存在である必要があったわけね。
190名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 07:54:35 ID:CyvweiuJ0
>>188

輔弼だから責任が無いというほうが無理があるだろ。影響力は明確にあるしね。
そもそも軍令部の輔弼が必要というのは慣習によるものであって憲法に明記されてはいなかった。
だからロンドン海軍軍縮条約のときに統帥権干犯問題が起こったわけだ。
191名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 08:02:50 ID:rX3dBSRlO
今さらなんだよ
大学で聞いたぞ
192名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 08:03:51 ID:Sj4QVryz0
>>187
軍部が噛みついたのは、天皇機関”説”であって、機関という概念ではないからだね。

そもそも、なぜ天皇が「陛下」であるかを忘れている(あるいは知らない、意図的に無視している)
人が多くなってしまったことが、責任論のとんちんかんな議論のおおもとになっているんだ。

維新政府が天皇崇拝を軸にして法制度を構築していくにあたって、伊藤・山県らの
コンセンサスがとられていく過程で、最初に出てくるのが1878年の軍人訓誡から始めている
んだけど、このときに山県が概念を説明し、起草した西周が考え出したのが「陛下」という
言葉(同時に、陛下のいる三殿に控える意味で殿下・閣下という言葉も生まれた)。

これは漢籍から作られた言葉で、(陛)きざしの下におわすという敬称で、帝は天上よりの
きざしをささやき、それを臣下のものが独自に解釈し、自らの意志で動く(帝の意志ではない)
という考え方から来ているんだ。

で、なぜそのような強化が行われたかというと、その前の年にあった西南戦争の動揺が冷め
やらぬその年に西南戦争での論功行賞を不満とした近衛砲兵(天皇直隷の護衛)が行賞削減を
唱えた大隈を襲い、赤坂仮御所に行って参謀をとっつかまえてやろうとして、事前に発覚して
鎮圧された竹橋事件を受けてのこと。
ちなみにこのとき、赤坂仮御所には天皇もいたにも関わらず、天皇をとっつかまえることすら
考えられておらず、当時は近衛兵にすら、そのくらい天皇は軽い存在として見られていたんだw

竹橋事件を重く見た山県が、軍人訓戒を定め、それが大日本国帝国憲法の基本的な流れや
軍人勅諭を生んでいったわけ。
193名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 08:16:08 ID:Sj4QVryz0
>>190
軍令部の輔弼に関する定めは、先に書いたように内閣職権から。
ここから、大日本国憲法の制定を受けて手直しされ、内閣官制に定められた。
慣習によるものではない。

ちなみに、変更された後は、
「事ノ軍機ニ係リ上奏スルモノハ天皇ノ旨ニ依リ之ヲ内閣ニ下付セラルルノ
件ヲ除ク外陸軍大臣海軍大臣ヨリ内閣総理大臣ニ報告スベシ」
これによって、軍令部のみならず、陸海大臣も上奏していた慣習を追認した形。

慣習によるのは、その部分の変更のみであって、それさえも法律で制定されているよ。

あと、統帥権干犯問題は、北一輝らのトンデモ解釈であって、そこをつつき始めると、
話題があっちへ行きこっちへ行き定まらず、大変なことになると思うんだけど?w
194名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 08:19:39 ID:k586/c8nO
どんだけウヨサヨ馬鹿が暴れてるかと思ったら
面白いじゃない
195名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 08:21:42 ID:Sj4QVryz0
>>194
俺も他の人も、右翼左翼とかそういうのじゃない人ばかりだからじゃないかなw
この手のスレにしては珍しく、観念的な人がいないし。
196名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 08:23:21 ID:3OorIVGq0
              皆様、日本史板からの出張乙です。
         ∧_∧  お茶どうぞ・・・ ショボーン
         (´・ω・`)   シュッ
        (つ   と彡 ./
            /  ./
           /   ./
         /    /
        /      /
      / ///   / ツツー
     /  旦   /
   /       ./
197名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 08:34:48 ID:QGJHwJXs0
戦前って主権はどこにあったの
誰か教えて。
198名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 08:50:19 ID:iozm44R/0
>>197
中学校からやり直した方がいいよ
199名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 09:25:47 ID:M6Q4kW7f0
>>197
君のいう戦前というのが、いつの時代かはわからんが、
立憲制度の成立時点では、主権どこにあるのかという規定は憲法上存在しない。
結論からいえば、明治憲法には主権という概念はなく、多元的な政府諸機関(どの機関も単独では天皇を代行できない)を
最終的に天皇が統合して、国民に対して施政する体制がとられた、ということになる。
教科書的にいわれる天皇主権のメダルの裏側には権力分立制があった。
これを理解していないと「天皇は専制君主」とかいうお莫迦な議論になっちまう。
まぁ実際に天皇がこれらの機関を統合することができるのかっていうと現実にはできないし、
総理大臣といえども一機関に過ぎないから天皇に代わって統合することもできない。
そこで元勲の制度を基にした元老の制度ができて、総理大臣を任命したり戦争指導をしたりしてたんだが、
衆議院の力が強くなりすぎて藩閥で政治を進めることができなくなった。そうした状況で出てきたのが政党制ですよ。
政党制を有効たらしめるのは、今風にいうところの衆議院の優越が実現しないとならん。
しかしながら、明治憲法は分権のイデオロギーに支配されてるから、衆議院が国家の意思である、
ということになると「覇府」(要するに幕府だわな)になっちまうので、これは憲法論として採用できない。
ならば、行政府が天皇を盾にして議会を牽制する行為をやめさせることのみを目的とする憲法論を作ればいい。
@国家法人説による天皇の国家の区別:天皇の権利は憲法に根拠を持つ権能であり個人の権利ではない。
A議会もまた憲法に直接根拠を持つ機関であり天皇から権利を与えられた国務大臣等の間接機関とは違う。
こうしたことをいえるようになれば、憲法論から国体論を排除できるし、
国務大臣の副署を理由に詔勅批判が自由にできるようになる。これが天皇機関説なわけだ。
200199:2006/12/19(火) 09:28:43 ID:M6Q4kW7f0
>@国家法人説による天皇の国家の区別
正しくは
@国家法人説による天皇と国家の区別
でした。長文レスの上に誤字まであって申し訳ない。
201名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 09:51:52 ID:1z2sW7YW0
>>189
追加すれば、その実権を握りたかった連中は、
"(帝国)憲法は戦争遂行の障害だ"ってことを発言してる。
彼らが勝手なことをやるためには、立憲君主制の帝国憲法体制は
邪魔でしかなかったわけだ。

>>197
主権がどこかってのは、ルールで決めればそうなるってもんじゃなくて、
むしろ状態で、"こういう政治なら主権が国民にあると言えるな"って感じのものだから、
憲法を根拠にどうこう言うことはできないし、戦前をひとくくりにするのも難しい。

アメリカ合衆国憲法に国民主権なんて言葉は無いけど、今の状態からは
国民に主権があるとみなせる。
国民主権というルールがあっても、独裁者が出てきたらそういえない面も出てくるし。
202名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 10:43:20 ID:sVu5eEPT0
・天皇は神聖にして犯すべからず(帝国憲法3条)
・天皇は政治に口出ししてはならない(立憲君主制だから)
・天皇の統帥権(帝国憲法10条)

憲法を破棄or改正することなく、軍令部が権力を握っちゃったのは
この3つをもって可能だからと判断したからだけど、そうだとすると
鈴木貫太郎の「聖断要求」は2番目をぶち壊して軍令部の権力を
壊し戦争を終わらせたという点で、なかなか面白いな。
203名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 11:23:24 ID:3L0vFomt0
ま、法律というものは日本においては
しょせん「言霊」だからな。
普通それは「御上」の言葉と看做される。
204名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 11:37:08 ID:JvYKU16O0
ネトウヨって大学教育を受けていないバカだから、
話に入ってこれないな。w
205名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 12:31:08 ID:Wd201h4Y0
>>183
日露戦争に勝っちゃったから暴走した、と自衛隊の研究班は後に分析しましたとさ。
206名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 14:04:51 ID:48H3ep110
>>171
満州事変の関内作戦で昭和天皇の強い意思表示で全部隊が
撤退させられたこともね(1933・4)。
太平洋戦争でも天皇の疑問に答えられず
作戦が取りやめになったことも。

昭和天皇って頭よかった軍オタだから
総論的には戦争に反対だったろうね.
207名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 15:35:41 ID:JvYKU16O0
夏目漱石が三四郎で日本国破綻を見通していたよ。
208名無しさん@七周年:2006/12/19(火) 17:02:36 ID:6u5oMHyV0
 昭和十年の第六十七議会に於ける論議に始つた所謂天皇機関説排
撃運動は燎原の焔の如く全国に波及し、重大な社会問題政治問題と
なり単純な学説排撃運動の域を脱して所謂重臣ブロック排撃、岡田
内閣打倒運動へと進展し、「合法無血のクーデター」と評されてゐ
る程、稀に見る成果を収め革新運動史上に於ける一時代を劃したも
のであつた。所謂美濃部学説は約三十年間の久しきに亙り我が国憲
法学の最高水準の一つとして認められて来たもので、問題発生の当
初に於ては一部の人々よりは「問題にならぬ問題」として評価され、
政府に於ても問題の本質に対する認識に欠くる処があり、学問の事
は学者の論議に委せて置けと言つた態度で、其の処置に遺憾の点が
多かつた。併し乍ら斯る見透は全く覆へされ所謂国体明徴運動とな
つて日に/\重大化し、遂には内閣の運命をも危くするに至つた。
国体明徴運動の経過を観察し運動勃発前の状勢に考察を加へて見る
と、機関説排撃運動は偶発的に発生し偶々政府の処置妥当を欠いた
為め重大化したと云ふよりは、寧ろ起るべくして起つた思想的社会
的政治的必然性を持つた問題であり、其の本質は満洲事変以来台頭
した思想的社会的政治的革新運動の経過的な表れであつたと共に、
国体に関する国民の再認識再確認を促し、個人主義、自由主義、唯
物主義等の西洋的思想の清算に向はしめた思想的一大変革運動であ
つた事が理解される。

 『所謂「天皇機関説」を契機とする国体明徴運動』(1939) より
209名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 03:26:37 ID:tea6uYCL0
こういう風通しの良かった時代に日本を戻していかないとね。
210名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 03:28:12 ID:pNQkWm0a0
安倍総理がなんとかしてくれるから大丈夫だよ。

たしかに、自民は駄目だけど、かといって
売国政党の民主・社民・共産に政権を取らせるわけにはいかないしなあ
とりあえずみんなで自民に投票して、
俺らの声を国政に生かすように頑張ろうぜ!!

今度の選挙で圧勝すれば、自民党は公明党と離れるみたいだし、
そういう意味も込めて、小選挙区・自民、比例区・自民で
投票すべきだな。


211名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 03:33:26 ID:5vZRRs+j0
加藤紘一の実家への放火は焼き討ちで問題ない。
小泉さんの反応が鈍かったのは当然と言える。
日本が昔の健全な社会に戻ってきてる証拠だよ。
212名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 04:37:13 ID:yrDEqLf30
>>210
『ネットの有害情報 対策強化を』
政府の「犯罪対策閣僚会議」が総理大臣官邸で開かれ、安倍総理大臣は、
性や暴力などインターネット上にはんらんする有害情報への対策や、
少年非行の問題を抱える家庭に対する支援に関係省庁が取り組みを
強化するよう指示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/12/20/k20061219000187.html

【安倍晋三】ネット上に氾濫する性や暴力など有害情報 対策強化を指示…犯罪対策閣僚会議
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1166539108/

こんな真似をする政党に投票なんて死んでもしねえよwwww
自民が圧勝したら言論統制に徴農だろw 一体どこの共産政党だよ。

>>211
死ねよクソウヨ
213名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 07:00:33 ID:rim7c2yd0
>>211
      意見が合いますね。
      売国奴なんて処分してしまえばいいのです。

       ,,,..........,,
    ,,r'':.:.:.:.:,;.;.;ミミ>ェ.、
  ,r';r'- '' ゙"    ヾ:.:ヽ,
. ,i!'゙        |  !:.:.:.:i
 i!         | !:.:.:.:i
 {l         /  ミ:.:.:rヽ
. !! ______    ________ヽ ゙!斤ヽ}
  ゙!` =・=`i .i" =・=   /ヒノ/
  i.  ̄  | |   ̄   ,r' トー'
  ト.、ノ r  つー、__,ィ  |
   '、 、`''''" ___,.  / / |
   ヽ  ̄ ̄_,,  / /  /ヽ、
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  /::::::|  ><     /::::::::::::`、::::::
214名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 07:01:52 ID:Yxr/TcDM0
215名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 07:08:51 ID:bfcuZ4Mm0
美濃部先生がピストルで撃たれるは、京大事件で弾圧されるはで、
日本の法律学者の犬学者ぶりは最低。
216名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 07:13:22 ID:uxsh7JfW0

大臣が「日本は韓国にいい事もした」とか発言したら
マスコミが叩きまくって辞職させた頃に比べると、
講義を担当させないとか、へみたいなもんだな。

どこが言論弾圧なんだ?
217名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 07:22:49 ID:KDDzo9op0
>>206
昭和帝「海軍にはもうフネは無いのか」
→大和特攻、鉄の棺桶に
昭和帝「沖縄を見捨てるのか」
→第32軍による無謀な攻勢、戦線崩壊して民間人の死屍累々

まあ天皇の言葉に斜め上のアホな行動で反応する軍人ばかりだった。
昭和帝が大山も東郷も居ないと嘆いたのもよくわかる。
218名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 07:40:57 ID:rUpuIFkv0
政府を攻撃できりゃなんでもいいって考えの野党議員が軍部の肩を持ったんだろ。
もうねバカかと。アホかと。
小沢一郎のを見れば分かる。
結局この国の政治家はなんにも考えてないんですよ。
219ていていた〜 ◆/TEIX1Xung :2006/12/20(水) 07:48:59 ID:t0KcfK4k0
このスレは伸びない!

あー、やっぱり35年ともなると陸軍だけじゃなくて
政府機関までおかしくなってたんだな。
220名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 07:52:30 ID:nt2unGGZ0
これが、安倍たち自民党議員度もが理想とする戦前の国家体制か
221名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 08:05:10 ID:8yovg3NS0
>>217
余計なこと言う帝と、それに対しアホな反応をする将軍とどっちが
わりーんだろうきあ。
222名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 11:01:05 ID:wwmZh7BP0
>>221
頭がいいから御前にまかり出ている筈の将軍が
馬鹿な事をするわけだから
要するに器量の問題だな。
223名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 14:16:49 ID:XucQAxik0
>>219
そりゃそうさ
軍だけがおかしかかったわけじゃない。
立法、行政、司法、マスコミ
ひいては国民まで、みんなおかしかったのさ。

じゃあ、今は正常なのか、と言われるとそれも疑問だがな。
224名無しさん@七周年:2006/12/20(水) 21:21:12 ID:o0J4MpSg0
>215
宮沢俊義なんてその典型だな。
戦前はバリバリの国粋主義者、戦後は8月革命説等で電波ゆんゆん。
けど、三菱樹脂事件では三菱側。一貫性無い事甚だし。
225名無しさん@七周年:2006/12/21(木) 01:05:42 ID:Z7WJif1MO
>>224
八月革命説は「革命」に過剰反応した人がトンチンカンな批判してるだけで、別にオカシナことは言ってないよ。
226名無しさん@七周年:2006/12/21(木) 02:57:01 ID:dcWIfLWP0
>>193
ということは、内閣官制を改正すれば
統帥部が統帥大権を輔弼するという法的根拠はなくなるわけですか?
227名無しさん@七周年:2006/12/21(木) 03:13:13 ID:xA/Oy6Bu0
>>225
だいたい、革命ですらないもんね。あれが革命なら、黒船も革命になっちゃうよ。
228名無しさん@七周年:2006/12/21(木) 03:21:25 ID:1AQMQ7aX0

法律的な革命だといっただけ
一般用語から連想する革命とは違うし
法解釈の問題
229名無しさん@七周年:2006/12/21(木) 06:09:30 ID:8Xhlf5cH0
>>206
>昭和天皇って頭よかった軍オタだから総論的には戦争に反対だった

しかし、結果的には対米開戦を御前会議で容認しているじゃないかよ
天皇に戦争責任がないなんて通らない
230名無しさん@七周年:2006/12/21(木) 09:49:44 ID:/xudHueG0
>>225
いや、素で考えて八月革命説ってかなり無理があると思うよ。
右左どちらの人も火病るから、議論が冷静にできてないだけで。
231名無しさん@七周年