【調査】「なれあい型」クラスは「満足型」クラスに比べ、3、6倍のいじめが多発

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1BaaaaaaaaQφ ★:2006/12/05(火) 15:01:37 ID:???0
のびのびしているが授業中に私語も見られる「なれあい型」クラスの方が、一定の
ルールが自然に形成され人間関係も親密な「満足型」クラスに比べ、小学校では
3・6倍もいじめが起きていることが、都留文科大の河村茂雄教授らの調査でわかった。

 また、小中学校とも、「同じクラスのいろいろな人」からいじめを受けたという回答が
最も多かった。河村教授らは、「クラスの状態を考えたいじめ問題対策が必要だ」と
指摘している。

 この調査は、河村教授らが2005年度の4か月間、全国の小中学生計約6000人を
対象に行ったもの。

 それによると、「長い期間いじめられて、とてもつらい状態」という子供が、小学校では
3・6%、中学校でも2%いた。

 さらに、クラスの状態を、「なれあい型」、「満足型」、規則があって子供が教師の評価を
気にし、活気のない「管理型」に分類して分析したところ、「満足型」のクラスでは、いじめ
を受けている小学生が100人中1・38人だったのに対し、「管理型」は3・4人、「なれあい型
」では4・95人に上った。中学生でも、「満足型」の0・87人に対し、「管理型」は1・4人、
「なれあい型」は1・79人だった。

 一方、「だれからいじめられているか」をたずねたところ、小、中学校ともに、「同じクラス
のいろいろな人」がトップで、小学校では46・7%、中学校では27・8%を占めた。

 河村教授らは、「なれあい型のクラスでは、教師も軽い気持ちでいじめに加担してしまう
可能性もある。いじめ対策でも、クラスの運営が大切なことを認識してほしい」としている。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061205it07.htm