滋賀県教委が県立学校教職員と県教委職員ら計4961人に実施した本年度の喫煙実態調査で、
喫煙者が870人(全体の18・8%)から725人(同14・6%)に減ったことが分かった。
本年度から全県立学校で敷地内全面禁煙を実施しており「その影響が大きいのではないか」としている。
74人の教職員が敷地内全面禁煙を機にたばこをやめたと回答した。
調査は、5月31日の「世界禁煙デー」に合わせ、毎年実施している。全県立学校69校の4573人と
県教委事務局職員ら388人が対象となる。喫煙者の状況や敷地内禁煙の実施状況など4項目を調べた。
「喫煙者の禁煙に対する意識」を尋ねた項目では、「すぐにしたい」「いずれしたい」を合わせると
58・2%(422人)が禁煙したいと答えた。
一方、「禁煙を考えていない」が41・8%(303人)だった。
県教委福利課は「今後は、吸えずにいらいらする喫煙者のストレス解消やメンタルケアにも努めたい」としている。
京都新聞 12/03
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006120300028&genre=F1&area=S00