★スペインの小学校がクリスマス行事を中止
[マドリード 29日 ロイター] 伝統的にカトリック色の強いスペインで、
ある小学校が、キリスト教徒ではない生徒の感情に配慮してクリスマスの
学校行事を中止することにした。29日付の地元紙『ABC』が報じた。
この決定を下したのはサラゴサのイラリオン・ジメノ校。教師たちは様々な
中止理由を挙げているが、同紙は、イスラム教徒の生徒の感情を害さないためだ
と書いている。
同校は、キリスト降誕劇やプレゼントは行わない。
しかし生徒たちが講堂にクリスマスの装飾を行ったり、賛美歌を歌うのは
自由だという。
「我々は教育者として、学校行事は生徒の個人的な向上をできる限り
進めるべきものと考えています」
スペインでは、クリスマスのお祝いはほぼ1カ月続く。
12月になるとパーティが始まり、1月6日の「ロスレイエス」まで続く。
ロスレイエスは三賢人が生まれて間もないイエスに会うためベツレヘムを
訪れたことを祝う大規模なフェスティバル。
REUTERS
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081164946955.html