広島市佐伯区の「ひろしまドッグぱーく」で犬が衰弱していた問題で、この施設の元の経営者が、
犬の世話を引き継いだ動物愛護団体の代表から支援金などを寄付するよう脅されたとして、
恐喝未遂の疑いで警察に告訴状を提出しました。
経営不振のために去年閉園し、取り残されたたくさんの犬が衰弱していた、佐伯区湯来町の
「ひろしまドッグぱーく」。その元の経営者で、広島市の建設会社。「大前コーポレーション」の
大前 昭義社長が、犬の世話を引き継いだ大阪の動物愛護団体「アーク・エンジェルズ」の
林 俊彦代表から支援金と土地を寄付するよう脅されたとして1日午後、広島西警察署に
恐喝未遂の疑いで告訴状を提出しました。「大前コーポレーション」の大前 昭義社長
「私どもとしては簡単に提供とか寄付とか唐突にいわれましてもできないですし、
そういうことには応じられないと思っています。」(「大前コーポレーション」 大前 昭義社長)
大前社長は、林代表から寄付を要求された際、「それをしないんだったら銀行があなたを潰す」
「僕をあんまり敵に回さんほうがいいですよ」「社長から募金してもらわんでも社長から
取る方法持ってますから」などと脅されたと説明しています。
「募金を強要はしてない。募金は自分の意思でするでしょ。気持ちでするもんじゃないですか。
(支援金が5000万円集まってます。社長のほうから支援金ぐらい出してくれたら…)
それ僕がしゃべってるやつ? テープ聞かれました? 」
Q.言われた記憶はないですか?
「そんな、その文だけとられても分からん。募金をお願いしますっていうのはよう言いますやん。
ホームページでも出してるし。だけど、こんだけしてくれっていうのはないと思う。」
(「アーク・エンジェルズ」の林 俊彦代表)
警察では、大前社長から詳しい事情を聞くなどして、告訴状を受理するかどうか検討しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/rcc/20061201/20061201-00000004-rcc-loc_all.html ※動画:
http://meta.cdn.yahoo-streaming.jp/cgi-bin/yahoo/news.asx?cid=20061201-00000004-rcc-loc_all-movie-001&media=wm300k