★銚子電鉄パニック「ぬれ煎餅買って!」で注文殺到、在庫カラカラ 目標5億円「まだまだ」
・千葉県の犬吠埼付近を走る「銚子電鉄」が、車両の修理代を、副業である「ぬれ煎餅」の
売り上げで捻出しようと悲痛な訴えをしたところ、全国から応援の注文が続々と入荷し、
うれしい悲鳴どころか社業がパニックに陥る事態となっている。
銚子電鉄によると、ダイヤを維持するためには年末までに3両の検査が必要で、
計1000万円以上がかかる。また、老朽化が進んだ施設を直すために5億円を超える
投資も数年のうちに必要で、24日には関東運輸局から「枕木の腐食など施設に問題が
ある」と、改善命令を受ける事態にもなっている。
しかし、同社は赤字経営のうえ、元社長=業務上横領罪で公判中=の1億円以上の
使い込みも発覚し、銀行からの借り入れもできない。
そのため、地元名産の醤油を使ったぬれ煎餅(10枚入りで860円など)などの物品購入を
訴えることになった。
ホームページに“SOS”が載ると、マスコミの取材が入り始めたり、ネットの「2ちゃんねる」で
話題になったりしたことで注文が殺到。以前は1日5件もなかったネット販売が、16日から
27日午後までの累計で9400を超える状態となった。27日も問い合わせの電話も相次ぎ、
同社の代表番号は一日中、話し中となっている。
予想を大きく超えた爆発的問い合わせに、商品はすぐに在庫切れ。銚子電鉄では今度は
「おわび」に追われる事態になっている。
煎餅は、すでに受け付けた注文分だけで「年内発送に間に合わない分もある」(同社)
という状況という。発送した商品も、あわてて包装などをしたために、賞味期限の年号を
「07」と刻印すべきところを「06」としてしまうミスも発生し、さらなるおわびに追われる
ありさまだ。
それでも車両整備や、投資のためにはまだまだ受注が必要。銚子電鉄では、「本当に
うれしい。引き続き、温かい支援をお願いします」と、煎餅の増産体制を取るとともに、
アルバイトの増員もすることにしている。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/other/29408/ ※関連スレなどは
>>2-10に。