【史実】防衛庁が昭和戦史の比較研究に本腰、海外から史料積極収集
1 :
ぶつわよ!φ ★:
防衛庁は2007年度から、同庁の調査研究機関である防衛研究所(東京都目黒区)で、
戦史の国際的な比較研究を強化する。
昭和戦争中に連合国を中心とする諸外国が作成した日本関連史料や、
連合国が押収した旧日本軍史料のうち、歴史的価値の高い史料を積極的に収集し、
国内史料と比較して、戦史研究を多角的に進める。
07年度は、研究所職員を米英露豪などに派遣し、
各国の研究機関が保管する該当史料の実態調査に着手する方針だ。
防衛庁が戦史の比較研究に本腰を入れるのは、
「戦史研究の世界では、国内外の史料を比較しながら史実を検証する手法が主流となりつつある」
(防衛政策課)との判断からだ。
防衛研究所が引き継いでいた大本営の膨大な史料の整理・分類が、
昨年度にようやく完了のメドがつき、
立ち遅れが指摘されていた戦史の比較研究に重点を移せることになった。
http://newsflash.nifty.com/news/tp/tp__yomiuri_20061126i302.htm
2
3 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:30:41 ID:7g5eVMrv0
防衛賞
4 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:30:42 ID:Trl8BZcg0
↓これを聞いたチャイナスクールが一言
後のヤンウェンリーである
6 :
ガムはロッテ:2006/11/26(日) 18:31:20 ID:8ypgr4MA0
日本の悲惨な戦史が明らかに
\(^o^)/日本オワタ
7 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:32:51 ID:7I8YrOyv0
アメに負けるまではいきあたりばったりで何とかなってきた日本
まさに神の国である
8 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:32:58 ID:y7dysATu0
今頃名にやってんだ!
南京虐殺の反論しろこのボケ!
9 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:33:14 ID:76ZT5WHD0
ワタシ中国、広島生まれ。タネも仕掛けもチョトアルヨ
10 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:33:27 ID:WUxmKNUE0
チハたんも研究されるんですね
11 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:36:46 ID:3WfRYczq0
さずがに外務省よりは役に立ちそうだな。
12 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:37:48 ID:uV72iehw0
∧_∧
(@д@-) 先の大戦を美化正当化している
φ 朝⊂) アジア諸国の反発は必死だ
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|
| 中 国 命 |/
___
ヽ=☆=/
∩( ・ω・)∩ チハタンばんじゃーい
─┬=====┬─┬─┬
ヽ┴-----┴ 、/_ /
==||:|: :|: 「r-┴──o
____________ |:|:__ :|: ||--┬┘ ̄
|ミ/// / ~~|ミ|丘百~((==___
└┼-┴─┴───┴──┐~~'''''-ゝ-┤
((◎)~~~O~~~~~O~~(◎))三)──)三)
ゝ(◎)(◎)(◎)(◎) (◎)ノ三ノ──ノ三ノ
今まで何やってたんだよ・・・
泥縄
17 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:43:14 ID:qW1T1QYm0
歴史的価値が無くても収集しろ。
日本人は忘れっぽい。
次の戦争の為には過去の戦争体験に価値がある。
そうしないと、また悲惨なことになる。
今後の防衛政策の参考にするためであって
マンセーホルホルするためのものじゃないからネットウヨの希望に沿うものになるとは限らない
まぁ、でも、やってやるぜ! と宣言できる状態になったのは良かったよ。
20年前にこんなのが表ざたになったら、閣僚のクビが吹っ飛んでたんじゃ
ないの?
こういう戦略・戦術・戦史の研究ってのもまた「戦争の反省」なんだけどな。
20 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:48:27 ID:68l96sUh0
敗戦の歴史が小さく勝利は大きく、退却は転進どうせそんな昭和戦史の比較研究
60年経ってからやる辺り日本の情報収集能力は皆無に等しかったと言うのが伺える
>>20 いや、今の連中は冷静だろ。
実はすでに研究済みと思うよ。
23 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:52:06 ID:OZ2js9+B0
ていうか、意味ねーだろ。そんなことより核ミサイルの実戦配備に向けた研究しろよ
24 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:52:58 ID:68l96sUh0
25 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:53:21 ID:FDSvvX4c0
あまりにも遅すぎませんかね?
アメリカは徹底的にやって
それを現在の戦略構築にも役立ててますよ
アメリカの軍事学校で使われている
第二次世界大戦の各国戦力評価とか面白いよ
日本はかなり高い評価だった
遅すぎるよボケ
27 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:54:18 ID:vdRQGF7p0
地球外生命体・日本軍は、地球侵略を目論み、(ry
28 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:57:58 ID:JTwejkY8O
韓国と中国の資料は漫画みたいに日本軍が超人化してるな
29 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 18:59:23 ID:x6DT43ux0
>>6 何故か戦勝国になってる君の祖国の歴史よりはマトモでしょ?w
31 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 19:01:07 ID:NyRbvtxe0
防衛庁が出してる公刊戦史だっけ?
いろいろと旧軍の馬鹿将軍に都合の悪い事実は書かなかったりするらしいからな。
限界はあるだろう。
32 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 19:18:44 ID:FDSvvX4c0
>30
ネットじゃなくて書籍
日本は政治と戦術が優れていて
戦略が絶望的に低かった
33 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 19:39:14 ID:NlR9isAP0
>>32 戦術はともかく、政治がそんなに優れていたと言えるのかなぁ。
天皇を除いて各機関をまとめる人がおらず、各期間がバラバラに行動した
感がある。
34 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 19:42:15 ID:EXmLgzff0
>>33 あの状況になっても尚戦意を維持させ国内の治安も良好だったというような面を評価してるのかも
日本人のメンタリティに依存する度合いが高かった所為とは思うけど
35 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 19:43:14 ID:xM4cDRRg0
頼むよ。もう捏造はいらない。
36 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 19:46:15 ID:Z+urns910
いいね、本気でやってほしいね、情とかしがらみとか、そういうものをかなぐりすてて、
ばっさりとやってほしい。
っちゅーか、無理か、勝ち戦の日露戦争でも捏造しまくりなのに、負け戦の大東亜戦争を冷静に分析できんだろうあなあ。
37 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 19:49:19 ID:n+35VHhe0
>>33 それは天皇機関論事件や二二六、五一五事件で政治家が軍部のクーデーターで暗殺に脅える時代
その後は統帥権干犯問題やらで誰もが何も言えなくなったんだからしょうがない
昭和帝は君臨すれども統治せずだったからな唯一二二六事件が例外だが
>>37 統帥権問題って鳩ポッポの爺さんが仕掛けたんだっけ?
39 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 19:58:23 ID:n+35VHhe0
>>38 うむ、鳩山一郎と五一五事件で暗殺された犬養毅
事実だけを簡潔に述べて、各家がそれに注を付けるスタイルにすればいい。
防衛省の注もアリだし朝日の注もアリ。年表本+防衛省の解説本という構成が
オススメ。
基本となる詳細な年表は防衛省が作成して下さい。この年表本は、
一般書店で安価に販売して下さい。
41 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 20:21:55 ID:Tvj9NkweO
朝日なら凄い注釈の数
チョンなら年表そのものを書き換え
昔々
NHKで放送した
「激動の記録」再放送してくれないかな。
日本映画社のニュース映画見たいなぁ。
43 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 20:56:09 ID:OO7XZDM80
こういうところで働きたい
戦争史学か、歴史好きなら堪らんのかな?
45 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 21:08:08 ID:Z+urns910
っちゅーかさ、アレだけ国力を消費したんだから、きちんと調査して、次の失敗に備えたり、
成功例だってあるんだから、どうしてうまくいったのか?方式にすることができるのか?
あと失敗にしたって、完全な失敗じゃなくて、ぎりぎりで回避した例とかあるはずなんだよね。
そこらへんをまとめないともったいないよ。
ようやく関係者の偉い人がいなくなって、歴史として客観視できるようになったってことでしょうね。
47 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 22:01:40 ID:FDSvvX4c0
軍人はリアリストだから
一番歴史をまとめるのに向いてる
思想やひいきが入らないから
>33
政治は希少物資の有効活用ができていないものの
動員体制や国内の団結が高く評価された
あくまで「国民が戦争に対してどう動いたか」が政治
各機関がバラバラに動いているのは軍の作戦、戦略の評価に
入る
そしてそれが低かった
ドイツや日本は縦割り社会で何か一つのことに関しては
どれもこれも一流だけど、それぞれを上手く連携させてシステムとして有効に
機能させるのが下手だったから負けた
アングロサクソンは兵器も戦術も政治も微妙なところは多かったけど
あるものを最大限に利用することに長けていた
だから勝った
戦艦大和の主砲が日本の全てを現してる
というわけで日米同盟が完全に融合して
軍事行動を取ったら世界中でどこも勝てないだろうね
48 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 22:34:53 ID:T8/qLgmp0
本当のことをきちんと言え
無実なのにBC級戦犯とされた人々の名誉を国際的に回復させろよ
条約違反犯した国のことも周知させろ
自虐史に終止符を打て
49 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 22:41:59 ID:Js0Axugu0
そんな事より一般に史料を公開した方が遥かに生産性が高いと思うが。
web2.0じゃねえけど、ネット上にアーカイブ作れよ。外務省よりよほど生産的な対外活動になるぞ。
50 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 22:43:10 ID:7g7ZYn500
>>47 その点、日本の政治家は恵まれてるよな。
鍛えられてる外国の政治家相手じゃ太刀打ちできん。
51 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 22:44:22 ID:2DVcWTuO0
戦史叢書の大改定か、40年ぶりだな
52 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 22:51:42 ID:FDSvvX4c0
>50
お、すまんがレスの内容がわからんちん
もうちょい詳しく書いておくれ
53 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 22:52:14 ID:xw3IdVgBO
遅すぎ言うけど、しゃーないんだよ。
冷戦期ですら幹部の充足低かったからな。
例えば、普通科や戦車と言ったいわゆる「近接戦闘部隊」の中隊だと、編制にも
よるけど幹部は6〜8名ぐらいが定数。これが北海道の比較的恵まれた部隊でも
4人もいたら御の字。本州の部隊だと2名とか悲惨なところがゴロゴロ。
戦史研究に割ける人員が異様に少ないんだな。
54 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 22:55:54 ID:fIc3aWCk0
俺に、挿絵書かせてもらえると嬉しいんだが・・・w
55 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 22:59:42 ID:0hXk9Uw60
「正確な事実」を求めて調査しようとすると
海軍上がりの幹部や支持団体が嫌がっていちゃもん付けてたから
今までは片手落ちの仕事しかできなかった。
今回は本当に客観的で正確な資料がまとまればいいけど・・・
防大に歴史関係の学科ってあったっけ?
これも専守防衛。今、攻撃を受けてるからな。
58 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:02:53 ID:xw3IdVgBO
>>54 必要なのは挿し絵言うよりは作戦図、状況図だけどな。
パワポのアニメーション使った状況図を作れば、かなりいい感じの国家財産だと思う。
59 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:04:29 ID:c8SlFg3g0
俺もこの仕事に従事したい
60 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:08:47 ID:xw3IdVgBO
制服組がメインになるのは当然だろうが、民間の有識者を採用するのも手だな。
まあ肩書きは立派でも単なるオタな奴らはいるから、かき回される危険はあるが。
そういやイラク行ったときも、旧軍の占領政策を研究してイラク人との軋轢を減らすのに
役に立ったというのをTVで観たな。
実質的に軍事組織で有る以上は前面装備も大切だけど、情報の入手や知識の整理にも
投資出来ると良いのだけれどね。
末期の軍紀崩壊とか、そういう部分も出てくるんでしょうか。
63 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:14:01 ID:Uc9n4asr0
これと一緒に中朝以外の国から戦時の各国、各都市の人口の推移等資料提供してもらえば
軟禁や強制連行とかの証拠をこっそり集めれるかも?
こっそりやらないと先に手を回されるかも知れんし。
64 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:14:22 ID:xw3IdVgBO
>>62 メインはいわゆる「戦闘戦史」だと思われる。
65 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:17:33 ID:vSgHesp70
戦史叢書とどう違うん?
66 :
名無し:2006/11/26(日) 23:17:38 ID:Oc+cSuKjO
いいね
旧帝国陸軍参謀本部が編纂した
関ケ原の戦いとか朝鮮の役とか面白いもんなアレ
かなり客観的に分析してるからな
67 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:19:55 ID:xw3IdVgBO
なんか勘違いしてる人が多いみたいなんで一言言うと、例えば南京虐殺があったか
どうか、みたいな検証は基本的に守備範囲外だよ。
いわゆる治安戦史の一環としてはやる可能性もあるけど。
68 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:20:22 ID:IoD0ojH90
こんなの十年前に発覚したら閣僚の首が飛んでたろうな
時代は変わったな
ああ、失礼。軍紀というと、犯罪方向になってしまいますよね。
そうではなく、抗命とか遊兵なんかの実態が出てくるかな、どうかなと。
命令系統の実態把握には必要ですし、部隊再編の実態も気になります。
坑命があったらしい部分は、今の公刊戦史ではどうもぼかされているようで。
70 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:24:51 ID:9+S899gs0
オセエよ・・・。
>>65 戦史叢書の改定作業用ってことだと思いますよ。
電子媒体で全面改訂版をやるってのは、しばらく前から公式アナウンスされてるので。
>>66 >旧帝国陸軍参謀本部が編纂した
>関ケ原の戦いとか朝鮮の役とか面白いもんなアレ
ネットで読めるとこある?
>>72 無理ですよう。
一番新しい第二次大戦についての公刊戦史だって、書籍媒体しか存在しないのに。
大学図書館クラスなら、収蔵しているところがそこそこあります。
74 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:29:19 ID:xw3IdVgBO
>>66 非売品だけど、陸自第8師団が(4だったかも)が刊行した「本土防衛戦史 元冦」
なんかオススメ。
>>69 その辺は、作戦の基盤的機能の研究で触れる可能性はあるな。
75 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:30:58 ID:xKmOThi90
>>67 なぬー、そうなのか。そちらもやるかと思ってたが
まあ可能性があるなら楽しみにしておこう。
76 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:31:35 ID:ESU5/Ar30
ま だ や っ て な か っ た の に 驚 き
77 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:33:44 ID:v68e1KoI0
志方教授とかセクシー小川とか江畑様とかも参加するの?
78 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:34:52 ID:vSgHesp70
>>71 thx
これで「従軍慰安婦を証明する資料はなかった」とか発表したら
「防衛庁は歴史をねつ造したニダ」とか言われそうな予感
79 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:35:32 ID:MQZr9YRB0
>72
長篠の戦は嘘ばっかしだし・・・。
関ヶ原も嘘くさいし・・。
国士様にわかりやすく言えば、
最近のノモンハン戦の研究でやってるような、敵側記録との比較研究です。
今出てる戦史叢書も、
日本側記録が存在しない部分は、そこそこ敵側記録を使ってるみたいですけど、
日本側記録とのクロスチェックは、敵艦隊に対する空襲戦果についてくらいしか見当たらないの。
82 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:37:33 ID:ESU5/Ar30
井上成美の『思い出の記』が読みたいな
83 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:39:17 ID:xw3IdVgBO
個人ベースでは諸外国の資料と比較検討とかあるけどな。
84 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:43:28 ID:cpGs6pgZ0
防衛大学校では何を教えていたんだ?
適当だったのかよ
85 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:45:52 ID:xw3IdVgBO
民間人の活用は賛成なんだが、彼らは総じて「自分の知ってる情報を当事者たち
も知った上で判断ミスした」的な観点で語るきらいがあるのがどうにもなあ。
(この辺は、当事者の手記と後生の人の著作とを比べたら良くわかる)
86 :
チーム世耕:2006/11/26(日) 23:46:26 ID:oz/9b4sB0
帝国陸軍参謀本部は編集した「日露戦争史」みたいな醜いものにしないでくれ。
まあ関係者がほとんど死んでいるから、心配ないかもしれないが。
87 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:51:01 ID:xw3IdVgBO
>>84 一言言っておくと、防大生は自衛官じゃなく防衛庁職員だぞ?
まあ幹部候補生学校では戦史がカリキュラムに入っているが。
88 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:53:58 ID:xw3IdVgBO
>>86 一般教育用のものとは別に、研究用として機密だか極秘だかに指定された
「本物の戦史」もあったけどな。
「(戦後に)戦史編纂に従事していた日本側の機関が、経費不足で研究員が四散のやむなきに至ったこと、
そして、そこで一応研究したものも、資料不足でそれに加わって、
普通の出版物として印刷したら30ページにもならないようなものに終わってしまった」
大井篤(海上護衛総司令部参謀 海軍大佐)
90 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:56:24 ID:LrQgWTKY0
まず昭和戦争ってなに?
91 :
名無しさん@七周年:2006/11/26(日) 23:58:34 ID:xw3IdVgBO
戦略と戦術の違いって何?
本当は、アメリカの「ヴェノナ文書」みたいなのを、ドーンと発表して欲しいんだけど。
(ま、無理だわな。大本営の中に、ソ連に通じる共産主義者がいたなんて、とても言えないな)
94 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:07:13 ID:oOaPS2gz0
>>92 戦争全体の構想が戦略
局地戦闘の構想が戦術
別のいい方をすれば
兵站の概念の有無
95 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:08:29 ID:/Xg1QSBB0
陸軍と関東軍の愚劣っぷりが晒されるだけだな。
96 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:09:02 ID:e892Y4mNO
>>92 純軍事正面だけに限れば、どのような戦力を整えるかを決定するのが戦略、戦力
をどのように運用するのかが戦術。
5千円ぐらいなら買ってもよい、と思う。
98 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:17:10 ID:e892Y4mNO
>>94 戦術にもロジの概念はあるから正しくない。
>>95 未だに陸軍悪玉史観は恥ずかしいぞ。
>>92 国や時期によって違う。
たとえば、昭和五年の日本軍は、
「戦略とは、作戦の目的を定め、作戦目標、方向、戦略正面、
戦略縦長、および連絡線を操縦し、もって会戦体勢を優勝(ママ)
に導き、かつ、会戦を拡充する方策をいうと、定義している。
戦争前の日本軍は、すなわち、戦略を、「決戦」のためのものと
位置づけてたわけね。
戦術は、ちと古いが基本戦術摘要解義によると、「戦術」は交戦法であり、戦闘の実行に属し、いわゆる
兵を戦場に操縦する実施の術である、としている。
米国だと、もっと広い意味でそれぞれを使っているが、基本的には
規模の違いと考えても大丈夫。
戦域単位では戦略、戦闘地域では戦術、くらいにとらえてても
そんなに間違いじゃない。
>>96 それは、「軍政」と「軍令」の違いでは?
>>94 局地戦闘といっても、中隊や連隊単位でも兵站の概念はあるので、
ちょっと違うような…。
>93
それ読みたい。
アメリカ公文書館に請求したら読めるかの?
101 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:26:03 ID:ENtW7Aeo0
開戦事情とか大本営辺りでは、海軍側の責任も色々載ることになるでしょう
一方陸軍側も、前線であちこち酷い話は出てくるでしょう
個人的には、支那戦線での戦闘の実相が知りたいのだが、
これは向うさんの資料が出てこない、というか存在しないだろうから、
正確な損害判定とかは不可能でしょうねえ
102 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:27:59 ID:oOaPS2gz0
>>99 一個小隊でも兵站(例えば石油基地とか)を脅かしたら戦略攻撃
一個師団同士が遭遇戦をしてもその運用法は戦術
こんな意味で言ったんだがどんなもんでしょ?
大岡昇平のレイテ戦記は最高だ
防衛庁の戦史叢書は量は多いがどれ読んでも中途半端な感じがする
104 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:30:19 ID:ENtW7Aeo0
国家の戦争方針に基づき戦場を設定するのが戦略、
設定された戦場での目的達成を図るのが戦術、なんてのは?
>>102 そういう意味なら、それでも大丈夫だと思う。
日本陸軍の石油基地奪取の空挺作戦は戦略的な攻撃だったし、
レイテでの第一師団の不期遭遇戦は、それ自体だけでいうなら
戦術的な問題ともいえる。
ただ、石油基地の急襲段階では、戦術というより、戦闘の話であるし、
第一師団がレイテにむかって機動したのは、戦略的機動なわけで…。
どの部分をとらえてそう呼ぶかによって、違いがかなりでてくるので、
面倒な話ですな。
人によっても違うし、それこそ時代や国によっても違うので、
どれが正しいというのはないしなぁ。明らかに戦前の日本陸軍と、
現在の自衛隊が「戦略」という言葉を使うときは定義が異なるし。
106 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:35:21 ID:JQG6QjkD0
戦争の最終目標に向けた指針が戦略
戦争における局地局面ごとの戦闘方法が戦術
でどうだろうか
>>106 お、言いえて妙。
それはかなり本質をついている気がする。
108 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:43:25 ID:b5rUQ7wX0
109 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:44:37 ID:e892Y4mNO
>>104 戦場の決定は、例えば遭遇戦における地域見積の第一段階でも出てくるから戦略とは言えないな。
110 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:45:40 ID:Ev9ZWSdt0
つうか今ある防衛庁の戦史叢書って
昭和天皇の殺害を計画した奴等が書いたものです
111 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:46:50 ID:ENtW7Aeo0
>>109 国家の戦争方針に基づきという限定付きでも駄目ですかね?
112 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:46:59 ID:Eq8a4P5q0
>72
旧参謀本部編纂「関ヶ原の役」は徳間文庫(き7-1)にあるよ。
>82
伝記刊行会の「井上成美」に正・続篇合わせて収録されてまつ。
113 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:48:20 ID:JQG6QjkD0
もっと簡潔に
どう戦うかが戦術
なぜそう動くかが戦略
でどうだ!
114 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:49:02 ID:e892Y4mNO
>>111 その場合、戦場と言うよりは戦略目標って感じだろうな。
115 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:52:04 ID:PVsd7PBZ0
>>106 「防衛用語辞典」より
戦略 strategy
@国家目標の達成、特に国家の安全を保障するため、平戦両時を通じて、国家の
政治的、軍事的、経済的、心理的等の諸力を総合的に発揮させ、かつ、これらを
効果的に運用する方策をいう。
A戦争の発生を抑制阻止するため、及びいったん戦争が開始された場合は、
その戦争目的を達成するため、国の軍事力その他諸力を準備し、計画し、運用
する方策をいう。
B作戦目的を達成するため、高次の観点から大規模に作戦部隊を運用する方策
をいう。
通常@を「国家戦略」、Aを「軍事戦略」、Bを「作戦戦略」という。広義には、三者
を含めて「戦略」ということがある。
116 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:52:55 ID:15PHIdnZ0
司馬遼太郎が、日露戦争の戦史の編纂は旧軍人にやらせたから
(身内に悪いことは書けないので)内容のないものになった。
どっかの外国ではそういう事態を防ぐために、軍ではなく
外部の学者に委託して戦史を作らせている、とよく言っていた。
晩年に出演した、NHK教育の一人語り番組でも言っていたと思う。
117 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:55:59 ID:ENtW7Aeo0
118 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 00:59:44 ID:e892Y4mNO
>>116 まあ、そのためには学者自体が軍事的素養が必要だけどな。
日本の場合、旧軍のことを「補給軽視で云々」とか批判してる奴らが、同じ口で
自衛隊の海外救助活動とかに「出るの遅すぎ人数少なすぎ云々」と補給無視で発言
したりしてるからな。
【日露戦争終結】
陸
(´・∀・`)ノ よう、ロシアの危急的脅威も消えた事だしこの辺で軍縮して国家経済テコ入れしようぜ
海
Σ(;゚д゚) !そんな事したら予算と艦長ポストが減・・・じゃない、えーと・・・
海
ヽ(`д´;)/ べ・・・米軍の脅威である!米国艦隊に対抗すべく八八艦隊の予算計上を認めれ!
陸
(;´Д`) 米軍って・・・あんな海の彼方に仮想敵求めるつもりかよ・・・
【WWT】
陸
(´Д`) なあ・・・大戦バブルが無かったら確実に経済破綻してたんだぜ、聞いてんのか?
海
(∩ ゚∀゚) アーアー 聞こえない聞こえない
【対米戦費計画】
_海 ∩
( ゚∀゚)彡 空母!13号艦!空母!13号艦!
⊂彡
陸
( ゚Д゚) 資材も燃料もみんなアメリカ経由のくせに何が対米戦費だよ
_海
( ゚∀゚) その発言は海軍の独立統帥権に干渉するものであり強く抗議する
陸
(´ー`;).。oO 全軍的な指令中枢もないのに、陸軍のサポートに徹するべき海軍が勝手な権限持っちゃって大丈夫かな?
【連合艦隊所属艦の刷新!】
陸
(´Д`) 派手な艦隊はいいけれどちゃんと船団の護衛訓練とかやってんのか?
海
(゚∀゚) アヒャッ 地球には大和がある!必殺の主砲で敵主力を殲滅すれば無問題ですよ
陸
(´Д`) 水雷戦隊が敵潜の追尾とか爆雷投下の練習してんの見た事ないんですけど
海
(゚∀゚) そんな小物どうでもいいですよ。それより敵戦艦に必殺の魚雷ブチ込むですよ
121 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:07:47 ID:e892Y4mNO
>>117 戦場は「どのように戦うか」が決まらないと決められないからな。つまりは戦術
的に「敵を撃破(もしくは阻止)」する地域が戦場であって、必ずしも「確保
すべき地域」ではない。
具体的には、例えば道北占領のための戦略目標が「旭川」、そのために敵を撃破
する地域(例えば手塩)が戦場。
122 :
115:2006/11/27(月) 01:08:14 ID:PVsd7PBZ0
おなじく「防衛用語辞典」より
戦術 tactics
作戦及び戦闘において、状況に即し任務達成に最も有利なように部隊を運用
(部隊の配備、移動、戦闘力の行使)する術をいう。Tacticsという語は、ギリシア語
のTAKTIKOS(「規定される」「規制立てる」という意味)の語源に由来する。 戦術
とは、「軍隊を配列する術」の意である。 一般に「戦略」とは、戦争の総合的な
準備、計画、運用の方策をいい、「戦術」とは、戦闘実施の方策をいう。
戦略・戦術は、作戦術(art of war)の2要素である。 「作戦術」とは、作戦用兵
の原則と方法とを体系づけたものをいう。 戦争の本質、目的、手段が時代ととも
に変遷するのに応じて、作戦術もまた変化する。 故に、戦略、戦術も変遷移行
する。
近代戦争は、総力戦的形態および連合国家群の間の決戦を招き、その手段も
心理戦等を含む広範多岐なものとなった。 したがって広義には、「戦略」とは、
連合国家群の広範長期にわたる戦争計画とこれに基づく施策をいい、「戦術」
とは、某時期(点)・某局面における計画と実施とをいう。
【ABCD包囲網発動】
陸
( ゚Д゚)ノ 雲行きおかしくなってきたぞ、資源確保のためインド洋作戦考えとけよ!
_海
( ゚∀゚) 心配のしすぎではないか?広く南方に資源を求めれば勢力圏も拡大して敵も膝を屈するですよ
【開戦前夜】
陸
ヽ(`Д´)ノ 敵、ますます怒ってるじゃん!散々デカい事言ってたけど大丈夫だろうな!
海
((;゚Д゚)ガクブル は・・・半年の間なら大暴れしてみせる!・・・けど・・・その・・・
124 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:09:33 ID:ENtW7Aeo0
>>118 後段で例に出されている「奴ら」は、実務家としての応用の素養が無いだけで、
過去の軍事事象の分析に関しては長けているのかもしれませんよ。
旧軍の補給感覚に関しては、やはり褒められたもんではない。
125 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:09:34 ID:ED/81Ep90
【パールハーバーアタック!】
陸
ヽ(`Д´)ノ んなトコで中途半端に油売って肝心のインド洋どした!?
_海 ∩
( ゚∀゚)彡 つおい!強すぎるわが軍!米英なんて楽勝ですよ!
⊂彡
陸
ヽ(`Д´)ノ じゃねえよっ!資源ヌキで戦争やる気かよ!
海
( ´,_ゝ`)プッ 資源?なにそれ?"敵主力艦隊が我が勢力圏内にノコノコ出てきた所を正面から叩きのめす"完璧な作戦ですよ
【緒戦の勝利】
陸
( ゚Д゚) 海軍のために大陸から兵割いてわざわざ南方に送ってんだ、抜かりはないだろうな?
_海
( ゚∀゚) フッフッフ 七つの海を駆け巡る我が軍の諜報能力は完璧にして憂いなし、今日もAFでは真水が不足ですよ
【惨敗・・・】
陸
ヽ(`Д´)ノ ・・・って誰がどう見ても優勢なあの状況でどうやったらあれだけ負けるんだよ!
海
ヽ('∀`;) チクショー偵察機がよー!ラストファイブミニッツがよー!運悪ィなー!クソー!
127 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:12:16 ID:PVsd7PBZ0
>>125 個々の将官は優秀な人材が多かったが、組織全体としては白痴の誹りを免れ得ない。
128 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:12:23 ID:oOaPS2gz0
>>112 サンクス。
でもその伝記刊行会の「井上成美」が手に入らなくて。
阿川弘之の「井上成美」ならあるんだけどな・・・
>>116 あのおっさん『坂の上の雲』の中でも書いてたな
よっぽど不満だったんだろうな。
そのくせ海軍のことは明治三十七八年海戦史より
小笠原長生の話を重視した節があるし・・・
【戦火の拡大】
陸
( ゚Д゚) ニューギニアだあ?んな遠くまで兵並べて補給線どうすんだよ
_海
( ゚∀゚) 敵も暫くは動けないので平気ですよ
陸
ヽ(`Д´)ノ 敵、来てるじゃねーか!何が暫く動けないだ!空母持ってこいゴルァ!
海
(||゚∀゚) しゅ・・・主力と当る前に潜水艦にやられたらmottainaiじゃないですか
【連戦連敗】
陸
ヽ(`Д´)ノ 船団全滅!補給途絶!お前らの情報筒抜けちゃうか!?
海
((( ;゚Д゚))) うあああレーダーがっ!物量がっ!おのれ米英卑怯なりィ!
陸
ヽ(`Д´)ノ 言い訳聞く耳なんざ持ってねぇ!ガダルどうしてくれる!責任者呼べゴルァ!
海
(゚∀゚) 申し訳ございません、ただいま山本は『偶然現われた』敵機の襲撃を受け散華しております
130 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:14:51 ID:ED/81Ep90
>>127 ほほぅ。
日本史をとらなかった俺は今猛烈に勉強してる気がする。
131 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:15:19 ID:Qld92z0g0
真の戦犯どもが死んでから研究しても遅いよ!
奴らのマヌケで無謀な作戦を後世に晒して責任を追及しなけりゃならんのに。
それとも子孫に責任を取らせるか?
132 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:15:55 ID:Lxy/NEJAO
>>125 海軍=陸軍のサポートという時点で陸軍視点です。
陸軍の大陸に関する話がない以上
ただの恣意的な海軍叩きです。
本当にあり(ry
【七面鳥】
陸
(*`Д')凸 あっちも玉砕こっちも玉砕・・・狭い島で水際作戦なんてどういう頭してんだ
海
(;゚∀゚) か・・・海軍陸戦隊は会敵必戦!正面から迎え撃つ大和魂の気高く清廉な世界に冠たる・・・
陸
ヽ(`Д´)ノ いいからムダ口叩いてる暇があったら塹壕掘れ!
【神風特別攻撃隊】
陸
Σ(;゚д゚) ハア?特攻!?爆弾積んで敵に体当たりさせるって?脳味噌腐ってんじゃねーの?
海
ヽ(゜∀。)ノ 亜細亜解放の魁たる神州不滅の万世一系で七生報国が五属協和な神の国ゆえ一億火の玉が礎となるので陸軍も付き合ってください
【敗戦】
海
(-@∀@) 海軍は最初から開戦には反対だった。陸軍の暴走で戦争になった。僕は悪くない。
戦犯
(;´д`) 最後の最後まで調子いいんだからもう・・・なんでもいいや
134 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:17:40 ID:k6TfEz4q0
おせーよ。
135 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:17:41 ID:oOaPS2gz0
>>130 とりあえず日独伊三国同盟は
海軍大臣、海軍次官、軍務局長がそろって反対してたですよ。
ちなみに米内光政、山本五十六、井上成美の三人のことですよ
136 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:18:29 ID:e892Y4mNO
>>124 補給関係は一例であって。
比較対象をちょっと変えたら分かりやすいか。
補給云々言ってる奴らが、ガダルカナルの根本的敗因を海上輸送に求めずに「陸
軍の無能な突撃」に帰結させている例は枚挙にいとまがないぞ。
最近はさすがにいない・・・・と思いたい。
137 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:19:30 ID:PVsd7PBZ0
>>132 大局的な観点からは如何なる海軍も陸軍のサポートですよ。
国家の意思を通すには最終的に人による占領もしくは占領の意思を相手国に
突きつける必要が有るわけで、所詮矛のぶつけ合いに過ぎない海戦は戦術で
はあっても戦略たり得ません。
138 :
むぎ茶:2006/11/27(月) 01:19:52 ID:hmjToc0G0
死者1000人ごとにカウントしてたのってオレだけ?
(よっしゃー2000人突破!よーし次は3000人突破しろーって)
でも結局は6000人しか死んでねえんだよね。全然、騒ぐほどじゃないし。
阪神大震災は笑えた。まじで
ニュースで知って、手を叩いてわらったなぁ。
おまえらが震災にあってる間、家でみかん食ってた
アホだなーこいつらって思いながら
わざわざ神戸まで行って記念撮影しようかと思ったよ。
でも阪神大震災のおかげで何かしらの利益を得た人だっている訳だし
結果的には良かったんじゃないかな。
たしか知事や市長が自衛隊の救援要請を渋っていたけどさ、
あそこらへんって部○が多いからそのまま全滅させたかったんだよね。
今でも仮設住宅に住んでるやつがいるらしいけど、
せこいんだよ!俺らの税金なんだよね。むかつく。
ところで震災直後はあいつらってトイレどうしてたの?
もしかして野グソ?汚ねぇなぁー。
どちらにしろヘリからの映像はまさに温泉町のようで壮観だった!
気持ちの良い夕刻でした
これはやるべきでしょう。
何が良かったのか悪かったのか、日本自身で総括できていない。
141 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:22:55 ID:e892Y4mNO
>>132 つ上海に海軍陸戦隊が迅速に展開できた不思議
>>132 そもそも海軍の戦時における存在意義とは
1.陸軍の作戦遂行に伴う海上の脅威を排除
2.陸兵の安全な海上輸送
3.ライフラインの守備
に尽きるんですよ。
世界のどこの海軍もそんなもんです。
それが陸軍への対抗意識から同等の統帥権を求め、
勝手に戦線を拡大設定して
物資の輸送に失敗して、運んだ陸兵を壊滅させてしまった
日本海軍の戦争感覚の欠如は本来、特筆されるべきなのです。
143 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:26:42 ID:EvIXYCxo0
>>133 ちなみに海軍は射程の長い酸素魚雷使ってるんだが。
長すぎて関係ない場所まで魚雷が届いて、味方の船沈めたからな〜orz
ちなみに海自は、護衛艦のファランクス(CIWS)で訓練に行く途中の米軍機1機を誤って撃墜してる。
なんていうか・・・・・抜けてるところが日本らしいというか('A`)
144 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:29:07 ID:A7c5VL++0
今頃かよ・・・
こんなのとっくに手をつけてると思ったが
ホント役人って無能の集まりだな
145 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:30:12 ID:Lxy/NEJAO
>>137 そりゃそうだけどさ。モノは言いようつうか
海軍=陸軍のサポート全てって訳じゃねーし、
海軍にだって占領能力が無かった訳でもないし(まぁ、陸戦隊も広義には陸軍かもだけどね)。
146 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:30:19 ID:LvFM3UkI0
海軍の完全無能っぷりが白日の下に晒されるのか…(゚∀゚)
147 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:30:30 ID:ed5g920gO
防衛研究所に人民解放軍幹部が派遣されている件について
148 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:30:32 ID:3YhHRUtY0
井上成美も書いていたが、
旧海軍の最大の敵は、旧陸軍だった。
陸軍と海軍の仲が悪くて、どうして他国と戦争をする気になったのか?
これが謎だよ。
149 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:30:37 ID:e892Y4mNO
>>142 明らかに日本海海戦の勝利から「誤った戦訓」を導き出した結果だよな。
後方連絡線確保の手段としての艦隊決戦が、いつしか目的にすり替わっている。
(゚Д゚)ハァ?
今更おせぇんだよ!!!!無能役人ども!
こいつらが何もしてこなかったせいで、日本が情報戦に負けたんだろうが!
151 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:31:17 ID:XjbrXMqw0
マハンはいかん。マハンは。
あれを教義に据えている限り、海軍(海自)は何回でも過ちを
繰り返す。クラウゼビッツの研究しろや。海軍も。
政治の軍事に対する優越、攻勢終末点、防御の優位、現代の軍事理論の
枠組みはいずれもクラウゼビッツから来ている。
152 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:33:19 ID:ENtW7Aeo0
>>136 うん。補給は一例です。
現在進行的なものについて冷静な判断ができるか否かと、
過去の固定化した事象について分析ができるかは、また別の能力の話だろうと言いたいンです。
自衛隊批判をした「奴ら」も、後から振り返ると、後方を考えれば良い判断と評価するかもしれません。
そういう人なら、構わないでしょう。
別に、学者を指揮官にすえろという話題じゃないんだから。
>>136に新たに出てきた方は、分析能力云々ではなく、分析をしないで聞き書きしてるだけの人でしょう。
こういう人は、いりませんね。
>>137 海洋国家にとっては、必ずしもそうではないですよ。
海域制覇が本質で、拠点占領は手段に過ぎないということになるので。
153 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:34:28 ID:oOaPS2gz0
154 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:35:43 ID:EvIXYCxo0
一応海自は旧海軍の末裔だけど、しっかり研究して悪い所は直して( ゚д゚)ホスィ…
155 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:35:59 ID:e892Y4mNO
>>148 むしろ、海軍にとって陸軍が最大の敵だったからこそ、アメリカと戦わざるを
得なかったと言うか。
だいたいにおいて、セクショナリズムむき出しなのは海軍。
人事上不利になることを危惧して独立した空軍の創設に反対したのも海軍。
しかも本土防空の必要性が上がってきて効率的運用が求められる局面においてさえ。
>>6 どんな事実が残ってようが冷静に追求するのが歴史研究ってもんだ。
どっかの国みたいに願望を屁理屈と罵声で事実化するためのもんじゃないよ。
157 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:40:03 ID:oOaPS2gz0
>>155 まてまて
大西やら井上やらが大戦前から海軍の空軍化を唱えてなかったか?
阿川からの受け売りだが
158 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:40:21 ID:OaCFaqxI0
戦史叢書のCD-ROM化マダー(・∀・ )っノシ凵 ⌒☆チンチン
159 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:40:56 ID:ht8u/A5Z0
これ、帝国陸軍の時に散々やってたヤツだろ。
世界史のあらゆる有名な戦闘場面の再現みたいなのを兵隊を使って馬鹿正直にやったヤツ。
(余談だが、桶狭間の戦いの再現でどう考えても信長の奇襲は無理だと言う事が解った。)
なんだっけかな?
アメリカが日本に乗り込んできたときに欲しがったものが、
1.潜水艦のプロペラ
2.潜水艦搭乗員の夜間視力を確保するロウト目薬
そして、
3.日本陸軍世界戦史研究
だったと思う。あと2つくらいあったかな?
なんにせよ、ようやくマトモな軍隊に一歩近づいた。
160 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:41:01 ID:e892Y4mNO
なんか、過去のレス読まずに
慰安婦の強制連行はなかった!
だの
南京虐殺は虚構!
だのを研究すると勘違いしてる奴が来ている予感がする。
(´・ω・`)自衛隊だめかもしれんね
未完走版を洒落ではっけーん
_incomplete_[殺人] Administrator(20061124-140251)のキンタマ.zip
91,750,401 66955969e647a1d4330b20943a83a207902054f2
REV2プロジェクトに関する資料がほとんど
REV2とは「Review & Revaluation(復習、再評価) System」の意味
具体的には簡易型ACM1を活用するプロジェクトらしい
READY_FOR_LIFT_PALLETS_CARGO\DATA_DOC\0627-1.docの中身
誰か解説しておくれ。秘密指定の書類大杉
それと、このファイルの持ち主はC#の勉強中らしい
最近の自衛隊では、対ゲリコマの訓練が増えているそうな。この
訓練は隊員達にかなりのストレスを強いるらしく、自衛隊内での
自殺者増加の原因になっているとか(週刊東洋経済10/21号参照)
162 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:42:43 ID:djF5itz4O
日本海海戦なんてもともと日本側有利なんだからT字なんてムチャやんなくても勝てたのにねェ
海軍の政治に絡まれることを嫌う性質は拙かったとおもう
164 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:45:01 ID:oOaPS2gz0
>>162 でも全滅させないと色々問題だったよ
それに後からなってみればなんとでもいえるよ
当時の人は必死
165 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:45:04 ID:JQG6QjkD0
>130
日本史を取ったところで学校じゃそういうことは教えないよ
166 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:46:49 ID:TpuXP6X20
167 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:47:36 ID:Y8IH2mgT0
[写真集][IV] Administrator(20061124-140251)のアルバム.zip lwUxLYTpgG 17,340,631 c1207d374bd4348ca4a9ec3ee98e963d
また自衛隊。
「那覇基地建物配置図」とかあってかなりやばそう。
/⌒ヽ
∩ ^ω^) うはwww
| ⊂ノ
| ω _⊃
し
169 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:49:12 ID:JQG6QjkD0
>139
というより
総括させてもらえなかった
>148
仲が悪いから他国に向いたんでしょ
中国韓国の反日政策と一緒
>>153 陸=悪、海=善の戦後の評価を揶揄しているだけじゃないかな?
俺は2・26で昭和の陛下が逆賊を成敗しておけば大戦突入は
なかったと思う。
陛下が切れて「ぶっ殺す」と言ったから、
ようやく鎮圧になったわけだけどな。
171 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:51:12 ID:djF5itz4O
>>164 まぁ、そう言われりゃそうかもしれんがな。
172 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:51:52 ID:p/kxtP7I0
>>162 お前が指揮官だったら失敗しているのは確実。
173 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:51:52 ID:e892Y4mNO
>>157 それは海戦戦力(もしくは戦術空軍)としての話であって、いわゆる戦略空軍とは言い難い。
174 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:52:43 ID:PVsd7PBZ0
>>152 > 海洋国家にとっては、必ずしもそうではないですよ。
> 海域制覇が本質で、拠点占領は手段に過ぎないということになるので。
それもパールハーバー前までの話。
対米戦を始めてしまったら海域制覇で事が済まなくなるのは誰の目にも明らか。
175 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:53:00 ID:ENtW7Aeo0
まず誤解無きように言うと、
陸
( ゚Д゚)
は必ずしも当時の陸軍の主張ではなく、戦後の海軍批判混じりですよ。
仮に、「陸」の主張が正しくとも、当時の陸軍の主張に乗っておけば問題ないというものではない。
個別的に見ると
>>123の
>資源確保のためインド洋作戦
とか、いまひとつ意味がわからない。
インド洋で作戦するという狙いは、対英攻勢策としての意義しかないと思う。
どっちかっていうと、こっちが敵通商路を狙う海域である。
インド亜大陸への侵攻を狙うなら、その補給路として意味があるが、これも資源確保と無関係。
英軍の反攻の芽ならきちんと摘みました。
>>126の
>海軍のために
とかは、当時の陸さんの感覚に近いでしょう。
アメリカと喧嘩してるのは「日本海軍」であって、日本ではないっと。
176 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:53:58 ID:JQG6QjkD0
日本人は戦略が立てられない最たる理由の一つとして
自身の感情と理論を分けて考えられないことがあげられる
日本人でまともに議論できるのはいまだに少数なのがいい例
討論番組とか言われる日本の番組はただの口げんか
自身の理論を否定されると人格攻撃を受けたように切れるのも
ちゃんと理論構築が出来てないから
そういう意味で理系の人間がもっと政治とか軍事にがんがん絡めば
大抵うまくいくんだがどうもそうはいかない
数学的思考、つまり合理的な思考が出来る人間が
もっとも軍隊には必要なのに
178 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 01:57:57 ID:Gkn7AUSO0
つ〜か、日露戦争時に中立といいながら、
ロシア艦隊にスエズ運河通過を許さなかった
エゲレスとの同盟が解消されたあとは
日本の外交の失策による大戦突入だろw
東條はスケープゴートみたいなもんだわな。
>>155 空軍の設立反対は、世界的にどこでも軍内部で一度はやることなんじゃ?w
アメリカもそうだったよね。
180 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:01:26 ID:F7nizT3T0
>研究所職員を米英露豪などに派遣し
中韓の「資料」に価値が無い事は、役人にも解ってるようだww
181 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:01:46 ID:eEMLtbdG0
>>176 2ちゃんでも良く見られるけど、合理性とは全く無関係な「場の空気」に振り回されて、
空気から少しでも外れたことをする人間を徹底的に人格攻撃して排撃してしまうところが、
日本的組織の最大のガンだわな。
対米開戦や、戦艦大和の特攻が決定される段階でも同じような光景が多々見られたそうな。
182 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:02:36 ID:JQG6QjkD0
>178
英と関係切れたのは痛かったね
意外と馬もあってたし
アメリカとも関係悪くなかったんだから
権益も欲をかかずに粘って交渉して
ちょっと損するくらいで手をうてばね
それよりアノ時代
政権中枢にどのくらいまで共産主義者が入り込んでたのか
どのくらい工作されてたかが知りたい
183 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:03:49 ID:e892Y4mNO
>>179 「どこにもある」ことは免罪符にはならない。
184 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:04:38 ID:ENtW7Aeo0
>>157 陸海軍の仮想敵からして違うので、まとまりませんでした。
ただ、海軍側がごねたという話はよく聞きます。
予算のある海軍側が当時の航空戦力整備状況で半歩先にいたゆえに、対等合併を嫌がったとも。
>>173 陸軍が欲しがったのも、ドイツ空軍みたいな地上直協用の戦術空軍でしょう。
空軍創設ってのも、多分に海軍の資材と技術と予算を寄越せという話。
重慶辺りの都市戦略爆撃に熱心だったのは、海軍でしたね。
>>174 対米戦になったら、開戦と同時に守るべきライフラインが消滅するので、負けですね。
そういう意味で、あの状況での対米外交方針は誤り。
でも、海軍は必ずしも陸軍のサポートには限らない、というのは誤りではないでしょう?
例えば、逆にアメリカの立場になれば、海洋戦力が対日戦の肝ですよね。
>>183 ま、そりゃそうだけど、当時の情勢を現代の尺度でとらえるのは無茶って考え方も
あるわけでさ。
次に活かすという意味では、もちろん調べて、これは良くなかったと思うべきだけど、
責めるようなものではないと思って。
186 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:08:35 ID:e892Y4mNO
>>180 まてまてw
支那はともかく朝鮮は敵国じゃないだろう。
当時は日本の一部だ。我が国の歴史上最大の汚点orz
187 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:08:38 ID:41GVBa2w0
最強と言われた零戦52型が異様なまでに弱いこと。
とにかく非力で低火力で重たくて旋回能力が良いようで
加速能力や旋回時速度の兼ね合いで肝心なときの
旋回能力は異様に低い。ダイブ能力はカタログでは
400ノットになったが実際は360ノット以下で
バラバラになる。
21型に推力排気管をつけただけの改良のほうが
よほど搭乗員が生き残った。
188 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:08:44 ID:djF5itz4O
189 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:09:12 ID:JQG6QjkD0
>181
それそれ
皆それがガンだと知っててもやめられない
そういう国民性だからね
情に振り回されて肝心なことを見抜けない
イイコちゃんぶりたい偽善者集団と言い換えてもいい
日本で戦争肯定論がでないのが典型
戦争に本来善も悪もない
だれが得して、誰が損するか
ただそれだけ
戦争しないデメリットが戦争するメリットを上回れば
戦争を選択肢に入れるのが当たり前
でも日本ではたとえば政治家や軍事評論家やら自称知識人で
戦争肯定派は出てこない
言い出せば徹底的に「人殺し」「殺人を認める鬼畜」「危険思想の持ち主」と
排撃されるから
自分たちのやってることがまさにファシズム、魔女狩りであり
言論の自由をうばってることにすら気づかない
これが情に基づいた思考をする人間の典型
190 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:10:49 ID:ht8u/A5Z0
90年代中期から2000年代前半の不況期にかけて「グローバリズム」の旗印と共に
日本の経済界をクソコンサルタントが荒らした時期がある。
(欧米ですら行われていない「成果主義」の導入。「ES」を欠いた「CS」の生兵法など)
その背景には戦争経験者が第一線を退いたという事と、
経営陣に戦争や戦史の知識がないからであるというのは結構ガチで語られている話。
このスレでケーススタディを元に熱く理論を戦わせるような光景が、高等学校級の教育現場の
あちこちで見られるような時代になって欲しいモンだと思う。
191 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:12:18 ID:e892Y4mNO
>>184 開戦後の、本土防空のための航空戦力統合運用にも反対してるぞ。>海軍
その辺の事に関する資料が実家なんでソースは示せないが、海軍の本音は陸軍に
主導権握られることへの反発。
192 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:13:16 ID:PVsd7PBZ0
>>184 > でも、海軍は必ずしも陸軍のサポートには限らない、というのは誤りではないでしょう?
> 例えば、逆にアメリカの立場になれば、海洋戦力が対日戦の肝ですよね。
不同意。
海洋戦力がそれだけで戦略を完遂できるというのは、相手国側もそのルールを受け入れ
た場合のみ成立するごく不安定な状況に過ぎない。
193 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:15:12 ID:JQG6QjkD0
>190
まさに「高等教育」だよなあ
地図を広げてそれぞれの国に分かれて
どういう戦略を立てて攻めるか、みたいなシュミレーションとか
絶対後学のためにもいいと思う
戦争は現状を正しく認識し、戦略を立て、それに向けて戦術を練り、
戦況にあわせて臨機応変に動く、という
まさにあらゆる局面で必須の「思考」を身につけられるからね
なぜ戦争かといえば、命が掛かってるから必死になる
だから嫌でも勉強するし、体で覚えていく
194 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:16:05 ID:5YcCiOZs0
もう次の戦乱が目の前にまで迫ってるのに
今更半世紀前の戦争研究ですか
>>175 インド洋に関して海軍は
「はい、艦隊出しました。ちゃんと仕事しました」程度のことしかやってない。
当時、アフリカではドイツと英国が死闘を展開しており、
逆方面から日本軍が進出することでアフリカ戦線の英国軍は兵を割かねばならず、
形としてドイツと呼応することによりアフリカ・ユーラシアの英国軍を一掃できた可能性があるのです。
何より有力な日本艦隊が居座る事で資源や油の輸送路が確保でき、
長期戦に対応できるというのが陸軍の考えでした。
しかし海軍は最初に米艦隊に打撃を与え太平洋を席巻することで
講和に持ち込むという絵に描いた餅のようなプランを捨てきれませんでした。
結果、輸送は困難を極めることとなり
滞る補給に業を煮やした陸軍が実行したのが
陸路で物資の輸送ルートを開拓する、「大陸打通作戦」です。
この無謀な作戦にも裏で海軍がおちゃめをやらかしてたんですね。
もっとも陸軍はちゃんと「打通」してしまいましたが。
196 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:19:57 ID:e892Y4mNO
>>193 そんなことしなくても、戦いの原則と思考過程だけ教えて、それを実生活に
当てはめて「戦術的思考」をさせるだけで効果がある。
これ、多分今の教師には難しいぞ。
正解は存在せず、何が妥当かを納得させるだけなんだから。
197 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:23:11 ID:e892Y4mNO
>>194 マッカーサーも「戦史研究は直近の戦争だけ研究してもダメだ。倉庫の奥で埃
をかぶっている戦史にこそ真実がある」と語っている。
198 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:25:53 ID:ht8u/A5Z0
>>193 ちなみにこのスレに来訪中の軍事博学者には当たり前の事かもしれないが、
海外の著名な経済・経営学者の殆どは軍事的な素養がある。
というか、エリートは軍事的素養がないとエリートコースを歩めない。
冗談抜きの話で、世界的な経済学や経営理論についての本で
日本人の手によるものがない事実には、軍事的経験・思考の有無が影響していると言われている。
2chなんかで自嘲的に話される「デスマーチ」ネタなんかも、実はその遠因をここに求める事が出来る。
なぜなら軍事的素養のないヤツは根本的に「システム思考」でチームを動かせないから。
職人や熟練職員に仕事が集まって、馬鹿やさぼるヤツが野放しになるのはここに原因がある。
結構笑い事じゃないんだよね。
199 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:29:56 ID:ENtW7Aeo0
>>191 落ち着いたのが、海軍基地の防空は海軍、都市防空は陸軍で、
できれば仲良くね、みたいな駄目駄目な辺りでしたっけ?
ただ、もともと防空は陸軍の縄張りというのも影響したような。
>>195 >日本艦隊が居座る事で資源や油の輸送路が確保でき
そこがわかりません。
インド洋に兵力出しておけば英軍への圧迫になったろう、というのは海軍系の本でもよく出る話です。
ただ、資源の輸送路と、インド洋の制海権は関係ないでしょう。
太平洋で通商破壊に動いているのは、豪州方面と米本土を拠点にした米軍です。
陸軍の考えたのは、インドに侵攻すれば、ドイツが英国に勝ってくれるというプランでは?
インド洋に日本艦隊が入れば、アメリカのペルシャ経由での対ソ援助を
格段に減らすことが出来ただろうな
201 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:35:55 ID:/Zr9f96e0
本土防衛の戦闘機乗りだった祖父の話だと、
元々、強い国と戦うのに先にアジアを纏めずに
アメリカを攻撃して勝てるわけはねえよ。
と言っていた。
202 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:41:05 ID:e7HWdoMv0
サヨはあほだから、あらゆる難癖に一問一答形式で作ってやれ
それにしても遅すぎだよなあ
軍艦の主計やってて大破して漂流したうちの爺ちゃんは、もう死んじゃったぞ
毎年、一緒に生き残った戦友と戦跡めぐりやってたなあ
203 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:46:18 ID:JQG6QjkD0
>196
だろうね
ちなみに米軍と自衛隊での決定的な違いは
アメリカのエリートの9割が中佐までに修士を取るが
自衛隊は1割にもみたない
取った奴らもほとんど理工系のやつなんだと
で、アメリカのエリートは「戦略」がらみの
文型専攻で修士を取る
教育内容でも
アメリカではその教育の三分の一が色々な「戦略」を学ぶ授業だそうだ
入校早々に「戦略的思考ができるリーダの資質があるか」を心理テストで
見たりもする
で、日本人とアングロサクソンの決定的な思考法の違いは
日本人は「勝てるかどうか見極めて戦うのではなく、今ある戦力をどうにか工夫して戦う」
という考え方をすること
だから戦術に強いが戦略がない
「改良」が得意なのも今あるものでやりくりするのが上手なことからきてるんだろう
>>199 インド洋自体が重要な輸送路そのものだったのでわ?
陸軍の忠告通り、太平洋の防衛線をマリアナ・サイパンあたりで留め、
要塞化して強固な防衛線を築く、
連合艦隊はその圏内の守備に専念するようにしておけば
パイロットの損耗も雷撃で失われる艦艇も最小限で済み
長期にわたり戦線を維持できたでしょう。
205 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:47:22 ID:f0KElcar0
南京やら従軍慰安婦やらっつー捏造を否定するためにも、歴史研究はいいんじゃねーの?
206 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:49:03 ID:ht8u/A5Z0
>>202あんまりサヨクとは関係ないよ。
>>81で語られているような事が全てだ。
あんまりピンと来ないようならば、自衛隊主導で江川達也の「日露戦争物語」の様な、
戦場・戦況複合視点同時進行戦記モノを作ると思えばイイ。
207 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:49:39 ID:TbpWDMVwO
>>205 でも圧力かかって適当なところで妥協しそうだよな。
やるなら徹底的にやって欲しい。
208 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:50:41 ID:QMCKfI230
今までやっていなかったことに驚き
209 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:51:13 ID:eq28TxAg0
>>205 それは真剣に研究せんだろ。
どっちにしろ些末なこと。
裏では売春婦が士気にどう影響されたかぐらいの
話はするかもしれんがなあ。
ドイツの連合軍捕虜死亡率 7%
ドイツ・イタリアの連合軍死亡率 4%
シベリア抑留の日本軍死亡率約10〜18%
日本軍クワイ河捕虜収容所の連合軍死亡率30%
アジア地域英軍捕虜死亡率25-28%
オーストラリア、カナダ、イギリス、ニュージーランド、アメリカ、オランダの連合国の捕虜総数132134名。死亡率27%
ドイツ軍収容所のソ連軍の捕虜死亡率50%
>日本軍の捕虜の死亡率は高く ナチスドイツの捕虜と比べ7倍以上の死亡率を出した。
>英軍が第二次世界大戦中に経験した苛酷な戦い、例えばノルマンディー上陸作戦やビルマ戦などと比較してもはるかに高い数値でした
>第二次世界大戦で日本軍の捕虜になった米軍人2万7465人のうち1万1107人が死亡。ドイツ軍捕虜になった9万3941人のうちの死者は1121人。
>東京裁判で明らかになったことだが、日本軍の捕虜の死亡率は約30%。殺人者集団のイメージが強いナチスドイツであるが、それはユダヤ人強制労働収容所があったからで、戦争捕虜の死亡率はナチスでさえ4%だった。
>各国比較して捕虜の死亡率が20%超えているのは日本だけ。ソ連のシベリア抑留が過酷だったというけれど、死亡率は10%に行っていません。
>ボルネイ島の中のこの日本軍のキャンプでは、オーストラリア軍捕虜の死亡率はほぼ100%。
中国軍相手じゃは捕虜すらいません^
>>206 主に日本海軍がでっち上げた大本営発表などは論外として、
アメリカ側の資料にも被撃墜数などは相当意図的に過小記述されている所があるみたいです。
212 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:56:44 ID:ht8u/A5Z0
あとはなあ、各総督府の統治メソッドを体系化して纏めたモノがないかなあ・・・。
大陸や半島、台湾なんかの統治の様子はどうしても一個人の視点で語られちゃうんだよな。
当時の阿片統制とかそれにまつわる軍事資金調達とかの物流・管理方法が纏められたモノが有れば
現在の占領地統治に使えるからなあ。
(最近では佐野真一の「阿片王」でそういう記述があるけど、視点が違う)
・・・とはいえ、中東で自衛隊も頑張っているようだし、あんがいしれっとした顔で当時のノウハウは
組織内で伝承されているのかもしれん・・・とか期待してみる
213 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 02:57:51 ID:rwP3voS+O
うちの駆逐艦乗り旗信号してたじい様も死んだ。
あと10年早くやれと
214 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 03:03:24 ID:e892Y4mNO
>>203 自衛隊にゃ、そうそう何人も学問させてるほどの余裕ねえよ
。゚・(つД`)・゚。
日々の実務すら人手不足だと言うのに。
※日本の大学にその種の学問として見るべきところがあまりなく、米留とかにな
りがちなのも要因のひとつかも。
215 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 03:05:59 ID:spAgLZ6m0
>>201 技術もない、物資もない、工作機械もない、ないないづくしなのに
これで勝てたら奇跡。
何が言いたいのかというと
チハタンは特攻するやわらか戦車
216 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 03:15:11 ID:ht8u/A5Z0
しっかし、これを機に戦車装甲に対する伝聞も統一して欲しいなと思う。
「鉄鋼技術がダメダメだったのでヤスリで削れる柔らか戦車だったぜ!」
「なにをいうか!砲弾の衝撃に耐える為に粘性をあげた特殊鋼板である!」
「粘性をあげた特殊鋼板もあったらしいけど、草加せんべいみたいな硬度を上げた装甲もあったらしいよ!」
もー、いい加減にしてくれ。
当時の技術水準とか、工場の生産力とか、兵器の設計思想とか、兵器材料の物流とか、
ずぇーんぶ体系化して現在の経済・政治にフィードバックできるモノにしてくれ。
217 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 03:21:08 ID:c9mrsJUK0
防衛庁って最低の役所だぜ。
こいつらに何ひとつ、まともなこと出来るワケねえ。
218 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 03:22:44 ID:ENtW7Aeo0
>>204 >インド洋自体が重要な輸送路
インド洋を航行する枢軸側船舶なんて、ほとんどありませんよ。
アンダマン諸島あたりの守備隊への補給線と、ヨーロッパ方面への封鎖突破船の類くらい。
ビルマにも油田はありますけどパイプラインと積み出し設備復旧して運ぶくらいなら、
蘭印のを運んだ方が簡単です。ビルマのほうが遠回りなだけ。
後段は、いわゆる絶対国防圏ですね。
ジリ貧なのは変わりないとしてもこれを繰り上げた方がましというのは、言われるところです。
トラック泊地に海軍が固執した影響で、防衛線が前進しすぎってのは言える。
ソロモン辺りの見切りのつけ方でも、陸軍の方が大胆。
なおこれは、海軍自身が伝統的に予定していた、迎撃型の艦隊決戦構想にも近い。
219 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 03:23:29 ID:A4WdkDgc0
防衛省に昇格するから?
220 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 03:25:31 ID:XjhlOOkx0
「陸軍と海軍の同じ7.7ミリ口径銃でも
薬室薬莢の形が全く異なり相互の流通は不可であった。」
勝てるわけねー
海軍と陸軍でライセンス料を別々で合計2倍支払った
という馬鹿も集めるのか?
222 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 03:33:16 ID:ENtW7Aeo0
>なお防衛研究所戦史部はこれまで知られていなかった史料・資料
>(主にソ連の崩壊に伴う旧東側のもの) が利用可能になったため、
>これらに基づいて戦史叢書の全面的な増補改訂を行なう計画があることを発表している。
ソースはWikiで申し訳ないが、こういう事情なのである。
「戦史叢書」の項を参照。
223 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 03:34:55 ID:AuTtVAiQ0
>>210 >東京裁判で明らかになったことだが、
日本軍の捕虜の死亡率は約30%。
殺人者集団のイメージが強いナチスドイツであるが、
それはユダヤ人強制労働収容所があったからで、
戦争捕虜の死亡率はナチスでさえ4%だった。
実は、戦後発見された、アウシュヴィツの死亡者記録によれば
収容者の死亡者は13万300人だった。
アウシュヴィッツの収容人数は約40万だったから
言われているほど、死亡率は高くない。
(死亡率30パーセント位)
アウシュヴィッツの死亡率が高く思えるのは、戦後の宣伝映画とか
小説によるイメージ操作が大きい。
224 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 03:36:24 ID:dq2MMmWc0
フランスのことわざ
遅くともせぬよりまし
225 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 03:40:49 ID:dbUthwiG0
こういう学問を学ぶには大学ではどういう学科にいけばよかったんだろうか?
いままでずっと理系だったから、こういうのも学んでみたかったな
226 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 04:00:09 ID:cy5FLBGp0
歴史学科くらいじゃね
227 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 04:02:08 ID:ENtW7Aeo0
内容としてやってくれるのは歴史学科くらいでしょうね。
戦史室の人の経歴を見ると、出身は経済学だったりいろいろ。
>>133 >狭い島で水際作戦
狭い島だからこその水際作戦です。持久の余地はありません。
逆に、ある程度大きな島なのに、水際反撃に固執したのはサイパンなどの陸軍です。
無理な飛行場防衛やったり、陸戦隊が陸軍よりも陸戦が下手なのは事実ですが。
それでもタラワなどで勇戦したのは陸戦隊です。
>特攻
海軍も、例外的手段のつもりで始めたんです。
最初の戦果に喜んで常用したのは、陸海軍とも一緒。
「陸軍は戦っていない、負けたのは海軍」なんていって、
国民全部で自殺的本土決戦をやろうとした陸軍の方が、たちが悪い気がします。
けちをつけるなら、大型艦攻撃にこだわって、輸送船を狙わなかった目標選定でしょう。
本当にこの分野は日本ダメだねぇ……しみじみ思うわ
229 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 04:08:34 ID:nBD/einx0
>>214 そうそう、日本の教育の最大の欠点はリーダーを育てる教育がないこと
これに尽きると思う
230 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 04:20:15 ID:cy5FLBGp0
231 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 04:47:22 ID:GK7tC64Z0
しかし冷静になって考えると大戦時の海軍って艦隊決戦ではほとんど負けてるんだよな
艦隊決戦で勝利したのは緒戦の奇襲とかソロモンの夜襲とかで米軍相手に正面決戦で勝ててないんだよなあ
米軍が強すぎたのだろうが海軍のキルレシオって悲惨な数字になってそうだ
まあ、艦隊決戦思想自体、どうだかなぁ
って思想だし
233 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 05:40:42 ID:ENtW7Aeo0
>>230 書き直さないよ。
だって、そんな値打ちは無いコピペだもの。
善玉、悪玉レッテル張りで喜んでるような、糞セクショナリズムはもう勘弁。
>>233 陸軍も海軍も等しく馬鹿だった、でおk?
まぁ、負け戦した以上、どこかに敗因がある訳で
それを明確にする為の戦史研究が出来ない国は滅ぶと思う
こういう反省って、なぜかしないよねぇ。
アジアの人々に迷惑かけたから反省しよう!、とか
なにを!我々はアジアの人々を解放したのだ! とか
不毛な論争は大好きなのに。
>>227 内陸持久で出血強要することを目的とした場面(硫黄島とか)で陸軍の戦闘容量
理解できずに足引っ張ったのも海軍陸戦隊だけどな。
237 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 07:13:00 ID:ENtW7Aeo0
>>236 陸軍に比べ、海軍は島嶼戦の戦訓吸収が遅れていましたね。
事前偵察や掃海活動なんかのパターンを十分に認識していなかった。
本職じゃないといえばそうですが、手を出すからにはもう少しきちんとして欲しかった。
(陸さんも、実戦となると、結局「積極性」を発揮しちゃった場合が多いですけど。)
ただ、陸戦隊兵士の弱さを責めるのは可哀相な部分がありますけどね。
大半は、陸軍で言うところの飛行場部隊とか、せいぜい独混の警備要員なんですから。
各地で陣地資材を抱えて文句をいわれているのも承知しています。
ただ、その点、陸軍中央も航空資材割り当てで譲らなかったり、毎度の如くどっちもどっち。
238 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 08:00:27 ID:0BNHHdln0
>>226 経営学とか経済学のゼミ。
特に経営学の歴史からやってる真面目な教授であれば、絶対に戦争の話になる。
そもそも「システム」と言う概念自体、イギリスの対空防御レーダー網構築の
エイピソードがあって出来たモノ。
ちなみに戦争の歴史も解らずに経営学を語ってるヤツはクズ。
ゴミコンサルタントの峻別は世界史や日本史の話題で大体解る。
一応、近代史の研究者と言われる人々だそうです。
東大……北岡伸一・御厨貴・酒井哲哉・加藤陽子・三谷博・鈴木淳・五百旗頭Jr【来年度?】
京大……永井和・伊藤之雄・高木博志・【文学部の近代の後任は取らないらしい】
九大……有馬学・山口輝臣
阪大……猪飼隆明・米原謙
名大……羽賀祥二
東北……安達宏昭
北大……井上勝生・川口暁弘・白木沢旭児・松浦正孝
一橋……吉田裕・渡辺治
神大……奥村弘・蓑原俊洋
市大……【もう近代の後任はポスト凍結で取らないと聞いた】
早大…… 大日方純夫・鶴見太郎・安在邦夫・北河賢三・堀真清
慶大……井奥成彦・柳沢遊・松村高夫
立大……粟屋憲太郎・小野沢あかね
明大……山田朗
法大……長井純市・河野康子
同大……西田毅
立命……赤澤史朗・桂島宣弘・小関素明
関学……豊下楢彦
関大……大谷渡
筑波……中野目徹・池田元
広大……勝部眞人・三宅紹宣・寺本康俊
防大……戸部良一・五百旗頭真(校長)・田中宏巳
日大……古川隆久
歴博…‥安田常雄・一ノ瀬俊也
日文……川勝平太・牛村圭w
千大……安田浩
静大……荒川章二
専大……新井勝紘
240 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 11:58:08 ID:HpgsdRGI0
こんなに軍事・歴史に詳しい人間が集まっても
戦術と戦略の明確な線引きが出来なかった
きっと戦史研究ももめるんだろうなあ
241 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 19:13:50 ID:J9qNiIW4O
あげ
242 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 19:15:38 ID:e892Y4mNO
>>240 どうだろうな。用語の定義自体はかなり煮詰められてるからな。陸戦学会刊行の
書籍とか。
243 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 19:19:08 ID:45bpfVaI0
防衛研究所って恵比寿の近くにあるあすこか。奥まったところにあって、入り口が
すぼまっている感じがするんだよな、あそこは。
244 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 19:21:10 ID:N9TDv+7n0
やっと手をつけてくれたか。
とにかく頑張ってくれよ。国の為に。
245 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 19:22:38 ID:/J6Iev4hO
さ〜反撃開始だ!
今ならまだ間に合うぞ朝日に毎日ども
247 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 22:41:47 ID:IyEhXKD80
>>239 北岡、御厨、五百旗頭真、戸部くらいしか判らん。
秦郁彦さんとか坂野潤治さんはもう現役を退いているという扱いなのかな?
248 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 22:55:31 ID:e892Y4mNO
>>247 この研究は、あくまで戦術・戦闘戦史がメインだろうから、畑違いなんだろう。
249 :
名無しさん@七周年:2006/11/27(月) 23:35:22 ID:ui3Af6v40
例えば、零戦の初陣として名高い
「重慶上空敵機27機全機撃墜」はあくまで日本側の戦果報告。
ジャーナリストが台湾で中華民国の記録を調べた所、実際の撃墜は13機だったと。
「松山上空、源田紫電改部隊、味方16機の損害で敵機52機撃墜!」もアメリカ側の未帰還機は
16機程度らしい。
敵味方の戦闘詳報を突き合わせて戦闘の実相を探求する調査は戦史研究の常識だと思っていたが、
防衛庁は怠ってきたんだね。
250 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 00:04:41 ID:Kn1vQOe6O
>>249 >>53 >>1みて分かる通り、日本側の資料がようやく整理できたところなのに、それ以上
を求めるなよ。日本国民がそれをするための十分な環境を与えなかったのが
最大の原因だ。
251 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 00:13:40 ID:QOhdSTkX0
>>250 戦史研究って制服組がするのか?
背広組みかと思ってたが
252 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 00:22:54 ID:Kn1vQOe6O
>>251 背広組もいるだろうが、基本的に戦術の素養がなければ戦術・戦闘戦史の分析
は出来ない。制服組は地図の等高線見ただけである程度作戦を立てられるし、
作戦図に込められた意図を読み取るにはかなりの経験が必要。
>>251 研究対象のレベルによるんでしょう。
戦術レベルなら、基本的に軍人さんのお仕事。
事実整理場面なら、民間の人間を入れて手を増やした方が良いかも知れんけど。
戦略レベルになると、背広組を多く参加させる必要が出てくる。
実際、現在の研究員も、背広さんがたくさん。
まあ、旧軍時代は、ひたすら軍人さんだけでやってたから、
経済的知識・センスに欠けてたり、固定観念にとらわれやすかったってのは往々にして言われるねい。
幻のアイスクリーム
ラバウルでは高官が搭乗員に食べさせるからと言って
施設隊に時々アイスクリームを注文していたそうな
かてるわけねー
255 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 09:54:25 ID:Yxx5myCe0
age(´∀` )
256 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 09:59:59 ID:Kn1vQOe6O
ただ、背広も所詮は防衛官僚なわけだから、経済に明るいかは疑問だけどな。
>>47 帝国軍人もリアリストだったら良かったのになwwwwww
258 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 12:36:10 ID:rDSU9x8p0
>257
まあお花畑も多かろうが
基本リアリストだったろ
問題はその上にいる背広組み
いわゆるシビリアンなのよ
シビリアンがリアリストの上に立つと大抵失敗する
259 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 12:39:14 ID:Kn1vQOe6O
>>257 関係者の回顧録とか読むと、ちゃんとリアリズム満開の考察しとるよ。
少なくともお前よりは頭いいのは分かる程度にな。
問題は国民全体を覆っていた「空気」の支配に抗しえなかったこと。
詳しく調べれば調べるほど、問題点の大半は国民そのものに帰結する。
典型例は「死して虜囚の〜」とかな。
260 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 12:40:56 ID:fB0QuuG40
なぜ栗田艦隊は反転したのか?とか
なぜ牟田口中将はインパール作戦を強行したのか?とか
>>259 空気を作ったのは当時の新聞だけどな。
政府をいちいち「弱腰だ!」と批判して
中国大陸の戦線をどんどん拡大させた。
読売とかアサピーとかだ。
262 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 12:53:46 ID:+oeHFUtR0
>>261 そしてそれを鵜呑みにした愚民達
滅んで当然だったのかもしれん
海軍無能説で特筆すべきは
インドネシア独立に終始反対し続けたこと・・・
反対するならまだしも、
陸軍の押すインドネシア独立準備に反対する
「インドネシア共産党」を海軍は結果として匿う真似をする
これがインドネシア独立後、悲劇となるわけだが
今、インドネシア大統領が来日してるから
謝って来いよ旧海軍
264 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 14:10:44 ID:Kn1vQOe6O
>>261 全てが必ずしも新聞によるとは限らない。先に例に出した、捕虜になることを
恥とする風潮なんかそうだな。
これは、日露戦争後に捕虜経験者を周囲の人間が迫害すると言う事例が頻発した
のを皓歯とする。このとき軍はもちろん元捕虜に対してまともな対応(場合によ
っては勲章すら授与してる)だし、新聞もこういう迫害に否定的な意見を述べた
りしている。
>>264 当時の風潮は知らんが
「死して虜囚の〜」という戦陣訓を広めたのは新聞だろ。
実際の軍の現場では、戦陣訓はほとんど相手にされてなかったし。
266 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 14:55:23 ID:TyhHeMBh0
金などいらないからおれも調査研究に参加したい。
口とチンポの固さには自身がある。
267 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 17:42:13 ID:Kn1vQOe6O
>>265 いや、問題は戦陣訓以前から捕虜になることを恥とする風潮が国民全体に広まっ
たこと。むしろ戦陣訓はそういう風潮を後追いしたに過ぎないよ。
この件に関しては新聞は白と言って良かろう。
戦後は新聞によって陸軍が強要したことにされたけどな。
>>267 戦陣訓を実際草稿したのは志賀直哉とか島崎藤村だからな・・・
文学者も文学者として、誰も彼も総力戦に参加してたってことだね
269 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 19:41:05 ID:Kn1vQOe6O
>>268 武者小路実篤なんかも戦争賛美してたんだっけか?
軍部に責任を全部押し付けて、それを排除すれば欠点を克服できると錯覚する左翼
新聞に責任を全部押し付けて、それを排除すれば欠点を克服できると錯覚する右翼
中身は同じ
271 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 20:00:08 ID:rDSU9x8p0
>270
そんな単純化できることではないとおもうけど
ぜひとも
短期の局所戦に収めるつもりで
中枢中の中枢である真珠湾を壊滅させた
その軍事的な理由が知りたい。
274 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 20:23:52 ID:rDSU9x8p0
>273
いや理由になってないから
275 :
ネコちん♪ ◆RIaAan710E :2006/11/28(火) 20:25:05 ID:gNusOhrQ0
( ^▽^)<へ〜♪
276 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 20:26:30 ID:Cqsge3530
日本とアメリカの軍用機の悲劇的な撃墜比率がより明らかになってしまうのか。
何だっていい、事実だけははっきりさせておいてくれ。
功罪まとめて何の解釈なしに洗いざらい示せ。それで十分だ。
歴史をイデオロギーの具にされんのはもううんざりだわいな。
278 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 20:48:08 ID:zvqMUEbTO
国力の差は歴然…とても太刀打ちできる相手ではない…しかし今たちあがなければ、ここで立ちあがなけれは…やってはいけなかったしかしやらずに通れなかった…それが太平洋戦争
279 :
ネコちん♪ ◆RIaAan710E :2006/11/28(火) 20:51:26 ID:gNusOhrQ0
>>276 ( ^▽^)<前半は圧倒的にゼロの勝ちだけど?
>>260 雑誌「丸」の記事で
戦後、栗田中将は親しい人に
疲れた頭で決断したから
疲れた決断になったとか
言ってたとか書いてあった。
281 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 20:59:45 ID:VJtjMQMi0
↓こういうのは報道されないのかねえ。今国会に上程されているが。
第十六条の二
今次の大戦及びこれに先立つ一定の時期における惨禍の実態を明らかに
することにより、その実態について我が国民の理解を深め、これを次代
に伝えるとともに、アジア地域の諸国民をはじめとする世界の諸国民と
我が国民との信頼関係の醸成を図り、もつて我が国の国際社会における
名誉ある地位の保持及び恒久平和の実現に資するため、国立国会図書館
に、恒久平和調査局を置く。
恒久平和調査局は、次に掲げる事項について調査する。
一 今次の大戦に至る過程における我が国の社会経済情勢の変化、国
際情勢の変化並びに政府及び旧陸海軍における検討の状況その他の今次
の大戦の原因の解明に資する事項
(以下一次ソース参)
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_gian.htm 国立国会図書館法の一部を改正する法律案
戦史叢書再出版を渇望。
つーかこの20年以上待ってんだぞ、どうにかしてくれ、朝雲出版よ!
283 :
名無しさん@七周年:2006/11/28(火) 21:08:15 ID:zvqMUEbTO
やはり科学技術で負けた…
アンテナ自体が回転し前周囲がわかるレーダをアメリカは持っていた。また3次元レーダさえ開発していた米…
日本は回転などしない固定式のレーダしかなく一方の方位しか測定できなかった、また画像も専門の人間でないと識別ができなかった
284 :
名無しさん@七周年:
米。歩兵用の携帯無線機を既に開発していた…スイッチ入れるとアンテナがホップする優れ物…
日。携帯無線機など終戦まで開発できなく、電子レンジのような大きさの無線機しかなかった、また不安定で故障ばかりしていた