【国際】非常に高い音を聞かせ続けたり…サマーワでオランダ軍兵士がイラク人虐待

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1諸君、私はニュースが好きだφ ★
 イラク南部のサマーワで、自衛隊が活動する前に駐留していたオランダ軍
の兵士が、拘束したイラク人を虐待していたことが明らかになり、オランダ
では、総選挙を間近に控え、野党側が政府の対応への批判を強めています。

 これは17日付けのオランダの有力紙フォルクスクラントが伝えたもので、
それによりますと、日本の自衛隊が派遣される前の2003年11月にサマーワで、
駐留していたオランダ軍の複数の情報担当の兵士が、拘束したイラク人数十人
から情報を引き出す目的で虐待を行っていたということです。具体的には
イラク人に目隠しをしたり、眠らないように水をかけたりしたほか、非常に
高い音を聞かせ続けたりするなどの虐待が行われたということです。
 オランダのカンプ国防相は17日、こうした事実を認めたうえで、以前から
把握していたものの、処罰に値するような事実は認められなかったと弁明
しました。これに対して野党側は「国際法への違反にほかならない」として、
政府はこの問題を公にしなかったなど対応を誤ったとして、今月22日に
総選挙を控え、政府への批判を強めています。オランダは、イラク戦争で
フセイン政権が打倒されたあと、千数百人規模の部隊をサマーワのある
ムサンナ県に派遣していましたが、イラクの治安の悪化やオランダ国内
の反発を受けて、去年3月にイラクから撤退しています。

ソース(NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/19/k20061119000058.html
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/19/d20061119000058.html