米CBS放送は10日、国際テロ組織アルカイダが旅行シーズンに
欧州の鉄道、航空を狙ったテロを画策している恐れがある、と報じた。
アラブ外交筋や情報機関筋の情報を引用している。
アフガニスタンやパキスタンを最近離れたアルカイダ容疑者の尋問で
得られた情報としている。旅行シーズンの具体的な時期は不明、
クリスマス休暇を指している可能性がある。
アラブ外交筋は、容疑者1人は今年8月、英国で発覚した米国行き
航空機の爆破未遂事件を再度試みる計画を明らかにした、としている。
同事件はロンドンのヒースロー国際空港などが舞台となった。同筋は
「行動を起こすか、起こさないかの問題」と事態が切迫していることも
示唆した。
英情報局保安部(MI5)は10日、「英国内で約30件のテロが計画
されている」と警告し、関与が疑われる人物約1600人を追跡している
事実を明らかにしている。CBS放送の報道との関連性は不明。
ソース(CNN)
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200611110021.html