・福岡県筑前町で三輪中2年の男子生徒(13)が自殺してから11日で1カ月。
学校側はいじめと自殺の因果関係については「はっきりしない」と慎重な立場だ。
「1カ月がたとうというのに…。何も進んどらんです」。自殺した生徒の父親はため息をついた。
「せめて今は一緒にいてあげたい」。両親は毎晩、遺影のそばで「添い寝」するのが日課だ。
学校で何があったのか。わが子を死に追いやったものは何なのか‐。両親の思いは真相解明の
1点に尽きる。だが、思いが届かないことが、時に学校や町教委に対するいら立ちの言葉と
なって漏れる。「早く火を消したいとしか思えない」と。
「死ね」「消えろ」「うざい」‐。特定の同級生グループが生徒を汚い言葉でののしっていたことが
明らかになっている。自殺の6日前には、体育の班分けで仲間外れにされ、泣く姿も目撃されている。
「この程度かと思うと悔しくてたまらん」。今月6日深夜。遺族宅で厳しい声が響いた。生徒への
聞き取りなどを通して調査を進める学校側が、約束だった中間報告を延期。「伝えるだけの十分な
情報がない」との説明に遺族が怒りを爆発させた。
なぜ調査が進まないのか。生徒をからかうなどしていじめのきっかけをつくったとされる、1年時の
担任が精神的ストレスから入院し、事情を十分に聴けていない。さらに、いじめの実態を聞く3回目の
アンケートも、生徒の動揺などを理由に延期されたままだ。朝倉署は複数の生徒から事情を聴いて
いるが、十分な情報は学校側に伝わっていない。
一方、町教委は有識者でつくる調査委員会を発足。だが、「公平性」を理由に遺族関係者を
メンバーに加えてほしいという遺族の意向には応じていない。
親としていじめに気づいてあげられなかったことが悔しい。だからこそ真実を明らかにしたい。
うやむやで終わらせるわけにはいかない」。両親は、やり切れない思いにさいなまれている。
(一部略)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20061111/20061111_018.shtml ※元スレなどは
>>2-10に。
※前:
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1163226433/