450 :
名無しさん@七周年:2006/11/03(金) 12:06:28 ID:QkIcljzs0
白川学説って、上杉謙信は実は女性!説と似たようなもんだろ
>>432 白川氏は、あの高橋和巳が死の間際に仰ぎ見た巨峰だったのか。。
>>434 旧制の場合数年遅れはわりとあった由。実際にあった話では、同年生まれが、
片方は高校の教授、片方は一年生だったこともある。
>>434 現代のせまーい価値観にズッポリ首まで浸かって、恥ずかしくないかい?
454 :
名無しさん@七周年:2006/11/03(金) 15:56:39 ID:Cp0YB2Ri0
>>434 戦前は中学は義務教育ではなかったし
同期生でも約半数が中学に行くようになったのはやっと昭和初期頃になってから
それに中学でなくとも師範学校とか陸海軍の幼年学校など進路はいくらでもあった
そういう事情をかんがえれば二十歳で中卒というのはありえないはなしではない
昭和初期には大恐慌のせいで
小学校も卒業できない子がいっぱいいたんだお。
そして大学卒業してもニートとなっていた人が
いっぱいいたの。white-collarの職がなかった。
景気が回復した昭和九年あたりになると
中学行けた子もいっぱいいたんだろうけどね。
ご冥福をお祈り申し上げます
457 :
名無しさん@七周年:2006/11/03(金) 18:48:22 ID:cPm3+fKL0
500はいきたい・・
459 :
名無しさん@七周年:2006/11/03(金) 21:44:54 ID:qG8Sseqi0
自分は無学で知らないんだが、白川先生の研究をうけついでいる学者
はおられるのだろうか。
例えば考古学的に実証するとか。
460 :
名無しさん@七周年:2006/11/03(金) 21:44:56 ID:Kk/9hTrm0
これだけの大家がなくなったのに500も行かないなんて・・・
2ちゃんねるって一体・・・
461 :
名無しさん@七周年:2006/11/03(金) 21:47:29 ID:eBAq6n370
じゃあksk
462 :
名無しさん@七周年:2006/11/03(金) 21:48:29 ID:QkIcljzs0
大家?
漢字しか知らない人でしょ。
全共闘時代に左翼と戦おうとしなかったんでしょ?
専門バカよりも宮崎哲弥みたいに博識な人物の方が役に立つんじゃ?
>>464 漢字は仕事の一部という感じだね、詩経万葉比較研究などでも知られている。
白川氏は商家の生まれで、当時の慣例として小学校卒業と同時に奉公へ出されている。
そこが法律事務所であったのが学問を志した切っ掛けであったらしい。
この方のお葬式は密葬だった。
公にやると弔問客が多すぎて大変だし
交友のあった人たちに気を使わせるのもあれだから。
んで翌日に新聞ですぱっと知らせるだけにした、と。
つくづく潔い。
学生の頃国文学専攻で先生の著書を読んで目からウロコ、
現在はニュー速民と化した漏れですが
心よりご冥福をお祈りいたします。
>>462 つ
>>168 時代の流れや政治イデオロギーに流されずに自分の研究を貫くことも「戦い」なんだが、
お前には多分一生理解できないだろうな
>>465 まともなレスつけると調子こくからやめとけ。
467 :
名無しさん@七周年:2006/11/03(金) 23:42:44 ID:2eLXv5eR0
>>296 そりゃしょうがねえって。
白川静は本物の学者
渡部氏も英語学者としては業績のある一流の研究者だからなあ
91年に菊池寛賞を受賞
これが80歳のときか。しかもしょぼい菊池寛賞。
こんなんでいいのだろうか?ノーベル賞に文系の賞があったら
絶対とれてたほどの人なのに。
>>468 私学でしかも夜学出身だからこんな酷い扱いだったんだろうな。
昔だから、働きながら勉強という人はけっこういただろうけど
改めて研究って志の強さと、どれだけその研究に惚れられるか
なんだなあと思う。
俺だったら、夜学しかいけない俺の立場じゃ研究者は無理だ、
ってあきらめてる。
>>468 この手の賞は既に評価が定まった人にあげるもの。
学者としてはもっと以前から高く評価されてたと思う。
472 :
名無しさん@七周年:2006/11/04(土) 00:00:10 ID:vq3G+J+c0
>>468 官尊民卑は日本の宿業なんだとおもう。
白川先生の冷遇の酷さはほんとうに日本は官尊民卑だと
思えるほど酷かった
最近官尊民卑はもの凄い勢いで進んでる。
昔より今の方が酷いかもしれない
>>462 そのクソツボ左翼が今の日本を作り出したわけだが。
ヨンニッパ、反○生、スト権スト、その総括はしたのかどうか。
左翼如きなど相手にしていなかったんだよ。
>>318 家永先生の時もそうでした。
それはおいて、ご冥福をお祈り致します。もっとも、白川先生のこと、何も
お祈りしなくとも、後生はよいでしょうが。
>>426 >奥様は数年前に亡くなられてる。
ほんとか… NHKでやってた番組で、仲良く散歩してたよな…
島崎俊郎に似てると思うのは俺だけか?
自分も研究している人間の端くれですが、
自分の境遇がいかに恵まれているか実感します。
ご冥福をお祈りします。
478 :
名無しさん@七周年:2006/11/04(土) 07:19:09 ID:5QilVcNSO
先生の学問に対する情熱、偉業、すべてに感動しています。
立命館の唯一の良心でした。
はっきり言って、こんな素人に毛が生えた
レベルの学者を有り難がっているから、
日本の漢学はレベルが低いんだよ。
吉川幸次郎にしたって、段玉裁や銭大マの数多くいる
弟子の一人、といったくらいの程度の学問でしかない。
実際、自分でそう言っているし。そのあたりをはっきり
認識している点で、吉川幸次郎は偉かったと思う。
今の日本の漢学者なんて、社会のクズの掃き溜めだな。
一体何時になったら、王国維や陳寅恪くらいの
学者が日本から生まれるようになるのだろうか……
481 :
名無しさん@七周年:2006/11/04(土) 08:17:29 ID:6l0VMA0Z0
>>479 >学者が日本から生まれるようになるのだろうか……
少なくとも君はそうではありえないようだね。王国維のなんたるかも知らないくせに。
口は「口」、さいは「∀」がいいね。
484 :
名無しさん@七周年:2006/11/04(土) 10:16:14 ID:BcB2nNDD0
高橋和巳が京大を辞めた理由がいわゆる白川問題と知っている人はすくないかしら
486 :
名無しさん@七周年:2006/11/04(土) 12:53:55 ID:ItIwdTz10
>>485 なかなかどころではなかった
涙が出そうになった
生物畑の人間としては、独自の理論を立てた人と聞くと
ちょっと複雑な感情を抱いてしまう。いわゆる今西進化論論争
という過去があるので。
488 :
名無しさん@七周年:2006/11/04(土) 13:29:07 ID:qpQfeQfs0
>>487 誤解を恐れて言わせてもらえば、論争こそが学問を深くするものだよ
更に言えば、多くの学者は論争のさなかにこそ、その人格が顕れる
>>488 今西進化論でまともな論争が起こるまでには、かなりの時間がかかった
そのあいだは暗黒時代といっても差し支えない。
490 :
名無しさん@七周年:2006/11/04(土) 14:51:59 ID:qpQfeQfs0
>>489 揚げ足を取るようだが君自身も「論争が起こるまでは暗黒時代」と論争の良い面を認めている。
独自の理論が悪いのではなく、独自の理論以外が認められない状況が問題なのでは。
白川氏が自分以外の論を認めなかったというならともかく、君の疑念は
「独自」という言葉尻を捉えてその全てを否定的に捉える類のものだ。
尊敬するが、漢字の起源の呪術的側面に重きを置きすぎオカルトが入ってしまったのが玉に瑕
>>490 いや、なんか勘違いしてるようだが、そういうことを取沙汰してるわけではない。
生物学の歴史の中では上に挙げたような経緯があるので
日本独自の理論ときくと、それを思い出して複雑な感情を抱いてしまう、というだけの話。
493 :
名無しさん@七周年:2006/11/04(土) 16:42:49 ID:ItIwdTz10
呪術的側面を否定する人って中国史やってるの?
494 :
名無しさん@七周年:2006/11/04(土) 20:49:49 ID:Qz0bc3yl0
今年の漢字は「悠」ならぬ「游」か
「漢」の語源ってバカだったか?
496 :
名無しさん@七周年:2006/11/05(日) 01:50:09 ID:pumYUcXX0
>>443 たとえ全否定されたとしても、最初に切り開いた人は一生残る。
アリストテレスの科学論・宇宙論は現代科学では当たり前のように否定されてるが、
アリストテレスの偉業はただそこにあるのみ。
497 :
名無しさん@七周年:2006/11/05(日) 08:55:53 ID:wfH065yw0
この人は苦学というより自分の好きな道を悠々と進んだ感じだ
たしか旧制中学の先生をやりながら好きな漢字の研究を続けようと思ってたらしい
渡部昇一の恩師の中学の先生と似た感じ
昔は案外こういう在野の趣味人は多かったのかもしれない