政府の「教育再生会議」は、小学校や中学校で、いじめを苦にした自殺が相次いでいることを
受けて、いじめ対策を重要課題として取り上げ、いじめを防ぐために学校と家庭や地域がどのよう
に連携していくかなど、作業部会で検討を始めることになりました。
政府の「教育再生会議」は、来週25日に2回目の会合を開き、今後の検討課題を絞り込むと
ともに、学校教育や地域・家庭教育のあり方などのテーマごとに、作業部会を設ける方向で意見
を交わす見通しです。
こうした中、安倍総理大臣は、20日夜、小学校や中学校で、いじめを苦にした自殺が相次いで
いることについて「学校でのいじめは、最近、極めて深刻化しており、教育再生会議でも、どう
すれば、いじめの問題を解決できるか議論してもらいたい。学校や家庭、地域で取り組んでいく
ことが必要だ」と述べました。これを受けて「教育再生会議」は、いじめ対策を重要課題として
取り上げ、作業部会での議論を通じて、学校でのいじめ防止策やいじめを受けた児童や生徒の心
のケア、それに、学校と家庭や地域がどのように連携していくかなど、検討を始めることになり
ました。
■ソース(NHKニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/10/21/k20061021000015.html http://www3.nhk.or.jp/news/2006/10/21/d20061021000015.html