★「糖尿病だから」核攻撃も 北朝鮮問題で中川政調会長
自民党の中川昭一政調会長は20日夜、静岡県浜松市内で講演し、北朝鮮による日本への
核攻撃の可能性に関し「普通はやらないが、あの国の指導者はごちそうを食べ過ぎて糖尿病
ですから考えてしまうかもしれない。広島、長崎に続く第三のどこか(が被爆地)とならな
いようにしなければならない」と述べた。
日本の核保有に関しては「非核3原則は前提」としつつ、「万一(の事態が)起こったとき
にどうなるか考えるのは政治家として当然のことだ。相手が核となれば、核の議論ぐらいして
おく必要がある」と重ねて主張。
自身の核保有発言が批判されたことにも「(核ミサイルが)飛んできたときの議論をしない
国はない。あの批判が正しかったとしたら、(そういう理屈が通るのは)日本だけだ」と強調
した。
民主党の鳩山由紀夫幹事長が「議論自体をすべきでない」と批判したことに対しては、鳩山氏
が1999年10月に「議論すらいけないという発想はいかがか」などと述べていたことを挙げ、
「責任ある立場の人が180度変わっていいのか」と反論した。
中川氏は講演後、都内で記者団に、糖尿病への言及に関して「(北朝鮮)国民が貧困にあえい
でいる一方で、ぜいたくざんまいをしている指導者がいるというのが本旨だ。誤解のないように
してほしい」と釈明した。
■ソース(共同通信)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006102001000702