★黒人入店拒否、経営者に賠償命令 差別は認定せず 大阪高裁
黒人であることを理由に入店を拒否したのは不当な差別だとして、京都府在住の
デザイナー、スティーブ・マクガワンさん(39)が大阪府内の眼鏡店経営者を
相手取り、慰謝料など550万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が18日、
大阪高裁であった。田中壮太裁判長は、「差別とまではいえないが、理不尽な行為」
として不法行為を認定。原告側の請求を棄却した1審・大阪地裁判決を取り消し、
経営者に35万円の支払いを命じた。
訴えでは、マクガワンさんは平成16年9月、知人と眼鏡店のショーウインドーを
眺めていたところ、経営者から「黒人は嫌いだから出ていけ」と怒鳴られ、
追い払うようなしぐさをされた、などとしていた。
田中裁判長は、経営者の言動について、「道路の向こうに行ってくれ」などと発言し、
追い払う動作を繰り返したと認定。その上で人種差別的行為に当たるかどうかを検討し、
「客観的、外形的に明白でない場合、認定には慎重であるべき」とした上で、
「経営者の行為は非礼だが、差別とまではいえず、不法行為にとどまる」と結論づけた。
産經関西
http://www.sankei-kansai.com/01_syakai/sya101902.htm 前スレ
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