トロの刺し身がますます高根の花になりそうだ。
資源の減少が指摘されるミナミマグロの漁獲規制を話し合う国際機関「みなみまぐろ
保存委員会」は、日本の漁獲枠を二○○七年から五年間、○六年の半分の年間三千トン
とすることを決めた。
日本漁船の乱獲に批判が集中し、懲罰的な大幅削減となった。
日本は世界一のマグロ消費国だ。世界でとれるマグロの約三分の一、年間約六十万トンが
日本で消費される。
南半球に生息するミナミマグロはクロマグロに次ぐ高級魚で、トロの部分が多く刺し身用に
人気が高い。世界の漁獲量は年間約二万トンで、そのうち九割が日本人の胃袋に納まる。
これほどの消費大国である以上、資源管理に責任を負うのは当然だ。
今年のみなみまぐろ保存委員会は、○七年の漁獲枠を○六年に比べ三千三百九十五トン少な
い一万千五百三十トンとした。削減分の大半は日本の漁獲枠から削った。
同委員会から依頼を受けた専門家チームの調査によると、○五年までの少なくとも三年間、
日本漁船の実際の漁獲量は割当量の二倍だったという。水産庁はこれを否定したが、漁獲枠を
千八百トンオーバーしていた事実は認めざるを得なかった。
一大消費国でありながら、違反操業をしていたのだから、批判が集まるのは当たり前だ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20061018&j=0032&k=200610189623 ▽関連スレ
【懲罰】"トロ"早くも値上がり ミナミマグロの違法操業を毎年繰り返す日本 "懲罰"で漁獲量が半分に規制で
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1161047459/ 続きは
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