>>48 本紙社説に対する苦言が相次いでいる。それも、ネット社会や政治家からではなく、
大手マスコミからである。
批判されているのは16日の朝日新聞社説。
「君子豹変ですか」との見出しで安倍新総理の歴史認識に一定の共感を示した内容だ。
確かにこの社説の文体は、一国の元首に対する礼儀を欠いていたことは否めない。
その点については一言も無い。謙虚にお詫び申し上げる。
それにしても、読売新聞がこの社説への批判のどさくさに紛れて従軍慰安婦は居なかった、
とする論を展開していることに、私たちは驚きを禁じえない。旧日本軍が貧しいアジアの
女性を強制的に徴発し、姓奴隷として扱ったという事実に対し、あろうことか日本を代表
する大手新聞社が「詫びる必要は無い」と主張しているのである。読売新聞には猛省を求
めたい。
読売にも大手マスコミとしてのプライドがあるのだろうが、百年後の「美しい国」のた
めに、一時の恥を忍べてこそ、真の大新聞社と言えるだろう。