福岡県筑前町の町立三輪中学校2年の男子生徒(13)がいじめを受けたとの
遺書を残して自殺した問題で、臨時の町議会文教厚生委員会(10人)が14日
開かれ、町教委が経緯を説明した。町教委は、いじめがあったことは認めたが、
具体的な内容については「まだ調査中」として全容を把握していないことを報告
した。一方、亡くなった男子生徒の葬儀が同日正午から同町内の自宅で営まれ、
多くの同級生らが参列した。
町議会の会合は非公開で行われた。出席者によると、中原敏隆教育長らが
「報道の通りで、それ以外は調査中」と説明するにとどまった。「町教委としては
事前に把握していなかった」とも語った。委員からは「ほかの子もいじめにあって
いるという情報がある」との指摘が出たが、町教委側は「把握していない」と答える
にとどまった。議会側は、全員協議会を予定している17日をめどに具体的な報告
をするよう求めた。
男子生徒は遺書に「いじめられて、もういきていけない」などと記しているが、
学校側は「暴力や金銭の要求などはなかった」とし、生徒の発言に周囲が反応
しないといったことがあったのではないかと説明している。
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