★ハザマ、対策費の4割要求 トンネルJVの1社に
和歌山県発注のトンネル工事をめぐる談合事件で、執行役員らが逮捕された
準大手ゼネコンのハザマが、談合仲介役の元ゴルフ場経営井山義一容疑者(55)に
渡したとされる5900万円の4割を負担するよう、共同企業体(JV)を組んだ
1社に要求し、拒否されていたことが14日、関係者の話で分かった。
大阪地検特捜部も把握、井山容疑者に渡った資金の流れを詳しく調べているもようだ。
関係者によると、ハザマなど3社のJVは2004年11月にトンネル工事を落札。
約1年後に実務担当者らが集まった会合で、ハザマの担当者が「地元対策費」
5900万円の4割を支払うようJVを組む別の1社に要求したが、拒否されたという。
この建設会社は「落札後にハザマから示された予算書で赤字が出る工事だと分かり、
地元対策の意図も中身もよく分からなかったので断った」と話している。
予算書には地元対策費の記載はなく、ハザマは独自に裏金から5900万円を捻出。
落札直後に現金で井山容疑者に手渡した疑いが強いことが容疑者(60)や
井山容疑者らと共謀して談合したとして執行役員の片山富雄容疑者(62)ら
3人が逮捕されている。
中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/flash/2006101401000021.html ▽関連スレ
【和歌山トンネル談合】入札妨害で和歌山県が準大手ゼネコン「ハザマ」を1年間指名停止
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1160715091/