【社会】浮世絵師気取り、券売機350台に「しゃらく」と落書き　無職男(20)逮捕／写真

券売機に「しゃらく」と落書きの男逮捕

　　駅の自動券売機に浮世絵師を気取り「しゃらく」と金属棒で文字を落書きしたとして、
　　埼玉県警大宮署は１３日までに、器物損壊容疑でさいたま市見沼区の無職木嶋比呂志容疑者（２０）
　　＝公務執行妨害罪などで起訴＝を再逮捕した。

　　同容疑者は７月下旬―８月下旬に群馬、埼玉、東京、神奈川のＪＲ計４４駅で
　　券売機など計約３５０台の操作パネルに落書きしたと供述、同署は追送検する。
　　落書きはいずれもパネル左下隅の１カ所だが、
　　パネル交換には１台で約３５万円かかり、被害総額は約１億円に上るという。

　　調べでは、木嶋容疑者は８月２２日夜、埼玉県桶川市のＪＲ桶川駅で券売機など
　　計１１台の操作パネルに金属棒で傷を付けた疑い。

　　木嶋容疑者は動機について
　　「海外の雑誌で、路上に画家の名が落書きされているのを見て浮世絵師の名を書こうと思った。
　　漢字は画数が多く、葛飾北斎は平仮名では文字数が多くて格好悪かった」と供述している。

[ 2006年10月13日 17:19　速報記事 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20061013024.html

駅の自動券売機に落書きされた「しゃらく」の文字
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