【話題】モテない「オタク」、モテる「ちょいオタ」

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687名無しさん@七周年
むかし、キャラクターを扱う会社「バースデイ」で、一つの商品が生まれました。
その名は「ふしぎ星のふたご姫」。「不思議の国のアリス」をもじって、名付けられました。

ふしぎ星は、金平糖のような形で、中が空洞の、小さな星。住人はその内部に住んでいます。
人間の姿をした住人の他に、地球のさまざまな動物をモチーフにした種族が暮らします。
太陽のかわりに、太陽の働きを持つ照明があり、そのエネルギーで、さまざまなインフラが
駆動するという、妙にリアルな設定。
その世界を、双子のおてんばプリンセスが紹介するという、夢いっぱいの商品でした。

しかし、この商品がアニメ化されることが決まったとき、事態は少しづつ狂い始めました。
紆余曲折を経てフジテレビからテレビ東京での放映が決まった「ふしぎ星の★ふたご姫」。
子供向けを標榜しておきながら、「大きなお友達」に強烈にアピールするキャラクター造形。
「ふしぎはもうお腹いっぱい」といいながら、さまざまな「ふしぎ」を切り捨てるスタッフ。
そして、腐女子人気を煽るための、後付けのプリンス同士の確執と、汚れ役に落とされた
ナンバーワンプリンス。そして、「魔法少女」にされた、双子のプリンセス……。

古くからのファンの、夢いっぱいの「ふしぎ」を愛したファンの心中は、いかばかりでしょう?

限在この番組は、舞台がふしぎ星ですらなくなり、古くからのキャラクターも大半が
切り捨てられた「学園物」になってしまいました。
アニメオタクに媚びつづける、「ふしぎ星のふたご姫」は、この先どうなってしまうのでしょう?