★つまずき転倒、包丁が胸に…店長変死「事件性なし」
・名古屋市西区のイタリア料理店の店内で8月、左胸から出血して死亡しているのが
見つかった経営者の男性=当時(33)=について、愛知県警は15日までに「事件性は
ない」と断定した。調理中の男性が店内の排水溝の段差につまずいて転倒した際、
誤って包丁が刺さった可能性が高いという。
男性は開店前日だった8月6日午前9時ごろ、西区浅間2丁目の店の調理場で、
うつぶせに倒れているのを父親(68)らが見つけた。左胸に深さ約17センチ、
幅約4センチの刺し傷があり、頭の近くに包丁が落ちていた。県警は事件、事故の
両面で捜査していた。
捜査の結果、3本あった鍵はすべて所在が確認され、ほかに合鍵も作られて
いなかった。店の出入り口は施錠してあり、侵入された形跡もなく、現金数十万円が
あったことから、県警は事件の可能性はないと判断した。
男性の右足の靴が脱げかけ、近くに排水溝の段差があった。自殺するような動機も
見当たらないという。
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006091528.html