小沢一郎代表の再選が確実視される九月の民主党代表選で、思わぬ難題が持ち上がっている。
無投票再選の見通しが強まっており、「代表選に投票できる」との触れ込みで集めた約二十四万人
の党員・サポーターの投票権が、宙に浮きかねないためだ。
民主党の若手議員らからは「代表を選べると言って集めた。何もなしでは立場上きつい」と
いうぼやきが続出している。
同党は今年、党勢拡大も狙って、各議員に最低五百人のノルマを課してサポーター集めに奔走
させた。小沢効果も後押し、過去最高の二十四万四千四百八十二人の党員・サポーターが登録された。
サポーターは年に二千円を払えば、党員にならなくても代表選の投票資格を得られる制度。
だが、無投票なら返金されるわけではない。多少の無理もしながら、支持者らに登録を頼み込んだ
議員にしてみれば「立場がない」というわけだ。
しかも、サポーターが投票権利を行使できたのは、制度を導入した二〇〇二年代表選の一回だけだ。
その後は任期途中の代表交代が続いたため、規約に基づき両院議員総会で国会議員だけの投票で新代表
を選出している。
無投票になった場合、小沢氏の信任を問う投票を行う案が党内で浮かんでいるものの、「どうせ
投票率は低くなる。意味はない」(党幹部)と懐疑的な見方が強い。
党員・サポーター全員に返信はがきを送り、「代表への要望」を書いてもらう案もあるが、「何か
やることは決まっているが、何をやるかは決まっていない」(党幹部)状況。投票に代わる妙案は
見つかっていない。
■ソース(東京新聞)(清水俊介)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20060813/mng_____sei_____002.shtml 【詐欺】民主党が国民24万人から2千円騙し取る
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