【広島・大規模断水】点検が27年間も行われていなかった? 崩落した水道トンネル、工場への給水優先で…呉・江田島

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広島県営水道のトンネル崩落事故で、県が二十七年間にわたり、事故現場となったトンネル
の内部点検をしていなかったことが二十六日、分かった。点検には送水を止める必要があり、
給水を受ける企業との調整がつかず踏み切れなかったという。トンネルの総延長は県営水道
網の約一割に当たり、県は管理業務の見直しを迫られている。

県公営企業部によると、事故が起きたトンネルは一九六五年、広島市の太田川から呉市方
面への送水ルートとして給水を始め、十四年後の七九年に初めて点検を実施。工業用水を
利用する呉市内の最大ユーザーの製鉄工場が操業を停止するのに合わせて送水を数日間
止め、トンネル内部を歩いて点検したという。

その後は、継続的な操業を図りたい企業の要望を尊重し見送ってきた。「点検しないといけ
ないと思ってきたが、企業活動をしやすい環境を提供したいとの思いもあった」と公営企業部
の幹部は明かす。

道路下に埋める水道管は、しみ出す水などで漏水の有無を確認できるのに対し、山中を通る
トンネルの点検は送水を止め、内部からチェックするしかないという。しかも事故が起きれば、
鉄製の管を連結した水道管に比べ、コンクリート製のトンネルは復旧にも時間がかかる。今
回の送水ルートも、迂回(うかい)トンネルがなく復旧に三週間を要する見通しだ。
(以下略。全文は http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200608270018.html

広島県営水道の送水トンネルが崩落、復旧工事のため同県呉市と江田島市で26日午後、
計約2万5000世帯が断水になった。両市は対策本部を設置し給水車を出動させるなど対応
に追われた。工事終了には約3週間かかる見通し。また工業用水の給水も停止されたため、
呉市の日新製鋼呉製鉄所や王子製紙呉工場では生産設備の一部を停止した。

両市では9月1日から小中学校の二学期が始まるが、江田島市では給食の実施は難しく弁
当持参とする方向で検討中という。(抜粋)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060826STXKG035226082006.html

<関連>呉・江田島断水情報スレ その1 http://chugoku.machi.to/bbs/read.pl?BBS=cyugoku&KEY=1156592923