【社会】裏金焼却疑惑の岐阜県庁に「殺してやる」「おまえの体を爆破するぞ」などと脅迫電話…対応した職員、体調崩す★2

このエントリーをはてなブックマークに追加
323名無しさん@6周年
★岐阜県裏金 現知事就任後も集約続く  組合口座に3回 数百万

 岐阜県の職員が組織ぐるみで工面した裏金を職員組合にプールしていた問題で、古田肇知事が就任した
昨年2月以降も、県庁内の庶務担当者が少なくとも3回にわたり、数百万円の裏金を職員組合に持ち込んで
いたことが、16日わかった。裏金が組合に集約されたとされる98年度と2000、2001年度以外も、一部の
職員の間では裏金が引き継がれていたことを裏付けるもので、県の調査チームは、裏金の隠ぺいが常態化
していたとみて調べを進めている。

 職員組合などによると、最後に裏金が持ち込まれたのは昨年8月。職員が持って来た約330万円の現金を、
当時の組合委員長が直接受け取った。その後、委員長から指示された書記次長が、組合の裏金をプール
するために設けた銀行口座に振り込んだ。このほかにも、古田知事が就任した昨年2月以降、少なくとも2回、
裏金が持ち込まれたことが確認された。

 調査チームのまとめによると、職員組合への裏金集約は、当時副知事だった森元恒雄参院議員の指示が
あった1998年度と、2002年に予定されていたペイオフ(破たん金融機関からの預金払い戻し保証額を
元本1000万円とその利息までとする措置)凍結解除を前にした2001年3月から同6月の間の2度に
わたって行われた。

 2001年の場合は、出納当局が「(裏金問題で)何か困ったことがあったら相談してほしい」と各課の庶務担当者に
伝え、相談に来た担当者には職員組合で集約していることを教えた。出納当局の指示が引き継がれ、古田知事に
なってからも、組合への持ち込みが続いていたとみられる。

 古田知事は、4期16年続いた梶原拓前知事の後を受けて初当選して以降、1年間かけて県政の総点検を実施。
裏金問題の発覚直後は、「総点検でも、報告はなく、裏金の存在には気づかなかった」としていたが、その後、
調査チームが裏金の調査結果を公表した8月3日以降は、就任後も裏金のプールが続いていたことを明らかにしている。

(2006年8月17日 読売新聞)
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/060817_1.htm