【靖国】小泉首相8月15日参拝 高橋哲哉氏「憲法原則に反する。戦争肯定への流れを危惧」  秦郁彦氏「関心は天皇参拝に」

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1春デブリφ ★:2006/08/15(火) 11:25:41 ID:???0
★首相靖国参拝:識者はこう見る
 ◇憲法原則に反する

 「靖国問題」の著書がある高橋哲哉・東京大大学院教授(哲学)の話 小泉首相は中国、
韓国の批判に屈しないと国民にアピールすることで人気を維持しようとしてきたが、参拝は
憲法原則に反する行為だ。6回参拝を繰り返し、最後は思い通り8月15日に行った。これ
が「実績」となり、次の首相の参拝にもつながりかねない。
 昭和天皇の発言メモの発見で、A級戦犯の分祀(ぶんし)論議が盛んだ。分祀して中国、
韓国の批判をかわせば、首相や天皇が参拝をしていいのか。靖国神社を非宗教法人化し、
国営化するとの政治家の発言も出ている。国営化への動きは、憲法9条改正や自衛隊の軍事
行動容認の流れと連動している。戦死者が国営化神社に祭られれば、かつてと同じ仕組みが
復活する。戦争肯定の流れを作ってしまうことを危惧(きぐ)する。

 ◇関心は天皇参拝に

 「昭和天皇発言メモ」の分析にあたった秦郁彦・日本大講師(現代史)の話 メモが公表
された際、小泉首相は「心の問題ですから。陛下もさまざまな思いがおありだったと思う」
と言うだけで深入りを避けた。他の政治家と比べてうまくかわしたという印象だった。
8・15参拝という公約を果たし、参拝を望んでいた人たちや首相本人はカタルシスを感じ
ているだろう。だが、首相参拝が注目されるのは今年が最後だと思う。
 英霊や遺族の本来の願いは天皇参拝だ。長くなかったため、皆がそれを忘れて、首相参拝
ばかりに注目してきた。4月に参拝した安倍官房長官の例が示唆するように、私的参拝は
チェック不能であるとすれば、国民の今後の関心は、天皇参拝問題に移るだろう。靖国神社
がどう対処するか注目したい。(続く)

■ソース(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060815k0000e010027000c.html
■元ニューススレ
【靖国】"中韓の反発は必至" 小泉首相、終戦記念日に参拝…就任以来初めて★5
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1155607513/