【ドイツ】ナチスの文書5000万点 ホロコースト・ユダヤ人虐殺専門家に公開へ 新事実発見の可能性も

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1バッファロー筋飯器φ ★
★ナチスの文書 専門家に公開へ

 第2次世界大戦後、公開されずに保管されてきたおよそ5000万点に上る
ナチスドイツの文書が専門家に公開されることが、26日決まり、今後、
文書の研究を通じて、戦争をめぐる新しい事実が明らかになる可能性があります。

 公開されることが決まったのは、ホロコースト・ユダヤ人虐殺の犠牲者の
個人情報を含む、およそ5000万点のナチスドイツの文書で、公開される
規模としてはこれまでで最大です。これらの文書は、ドイツ西部の
バートアロールセンでICRC・赤十字国際委員会が管理しており、
ドイツ、アメリカ、イスラエルなど11か国が公開などをめぐる決定権を
持っています。

 文書は、個人情報保護の理由からこれまで公開されていませんでしたが、
イスラエルなどから、ホロコーストや戦争のより詳しい研究のため、
研究者に対しては閲覧を認めるべきという声が高まっていました。

 このため、文書の管理を監督する11か国では研究目的に限って閲覧を
認めることで合意し、26日、首都ベルリンで大使らが公開に関する合意文書に
調印しました。ドイツ外務省によりますと、来年中には公開が始まる見通しで、
今後、文書の研究を通じて第2次世界大戦の歴史に関して新しい事実が
明らかになる可能性があります。

NHK http://www3.nhk.or.jp/news/2006/07/27/k20060727000055.html