>>269 内閣総理大臣の権限ではなかった (統帥権の独立)
キーナン検事 「誰があなたに真珠湾攻撃を話しましたか」
東條英機 「参謀総長から聴いたと記憶しています」
キーナン検事 「あなはたこの情報を天皇に伝えましたか」
東條英機 「伝えません。また伝える責任をもちません」
キーナン検事 「その情報を伝える責任は誰にありますか」
東條英機 「当然、軍令部総長もしくは参謀総長の責任です」
キーナン検事 「あなたは日本の総理大臣として、政府の首班として、
この情報を伝える任務はないとおっしゃるのですか」
東條英機 「内閣総理大臣としてありません」
東條英機は、十二月八日の真珠湾攻撃を知らなかった。
以上のやりとりは重大なことを言っている。
当時の日本の政治家や軍人ならば常識のことであった統帥権の独立のことを、
キーナン検事以下やウェブ裁判長はまったく知らずに尋問しているのである。
日本を裁くという法廷で、こんな重要なことを学習せずに法廷にでるのは
おかしいのである。
裁判長と検事が日本の中枢の組織論に無知だった。