長野県知事選(8月6日投開票)が20日、告示され、現職の田中康夫知事(50)と
元自民党衆院議員・村井仁氏(69)の一騎打ちとなった。選挙戦初日は、長野県を
襲った大雨災害の後だけに、両者とも防災服に身を包んでの異例の出陣となった。
両候補とも熱心に被災地を回り、“有事”での強さをアピール。
村井氏は、長野駅前で選挙戦をスタート。県内で土石流災害による犠牲者が出たことに
触れ「災害対策を怠った結果が知事選直前にこのような形で明らかになったことは、
まさに『天の戒め』だ」と過激な言葉で訴えた。
「被災地(岡谷市)に入るから」と防災服姿で演説した村井氏は、被災地が全国に
約30万か所ある砂防危険個所の1つであるとし「他の地域は未然に対策を重ねていたが、
長野県では(田中県政の)この6年間、理念を優先する代わりに何の手当ても
講じられなかった」と指摘。「地域で求められていたことを、田中氏は『車座集会』で
本当にくみ上げていたのか疑問に思う」と批判した。
村井氏の第一声には、小坂憲次文科相をはじめ、田中知事の“生みの親”ながら、
今や“天敵”の元八十二銀行頭取・茅野実氏、連合長野の近藤光会長ら、「反田中派」の
大物が集結した。村井氏は自民党県連、公明党県本部、連合長野の推薦を受けている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060721-OHT1T00028.htm ※前スレ:
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