【論説】首相の靖国参拝反対派の政治家やマスコミそれに中国・韓国は、そんなに昭和天皇を敬愛されていたのですか 産経抄★2
日本の右翼というのは、戦前の挙国一致体制で作られた
大政翼賛会のシステムを戦後に再構築したものなんだよ。
戦前には軍や秘密警察やその他の団体が、色々と圧力をかけて、
軍の方針を追認し、支える議員を数多く当選させるシステムがあった。
戦争に負けて、これらの組織が一旦はGHQによって破壊されかけた。
しかしだ、中国の共産化や朝鮮戦争等によって情勢は一変した。
日本では社会党政権が誕生したんだよ。
アジアの共産化に日本が飲み込まれつつある現状を打開するために、
GHQがとった対策は、戦前の大政翼賛会のシステムを復活させて、
左翼を封じ込め、アメリカマンセー、資本主義マンセーの議員を多数当選させて
日本を共産主義の防波堤にする事だった。
その結果、再び日本のファシスト達が息を吹き返した訳だ。
戦犯達が恩赦され釈放され、自由主義系の議員たちを当選させるために走り回った。
その中核になる組織が電通だった。
果たして、アメリカの戦略は上手く行った。
その後、長らく、日本に左翼政権が出来る事は無かった。
しかしだ、その代償として、日本のファシスト達を再び重要なポジションに復活さ、
戦前のファシズムを支えた組織をもう一度再構築させてしまった訳だよ。
それが日本の現在の右翼だ。
その為に、今でも、ファシスト達とその子孫が、選挙のたびに走り回って自民党を勝たせ、
その結果として、ファシズムの象徴たる靖国に参拝させられている訳。
A級戦犯は、戦後の右翼達の直々の上司だった訳で、これに、
選挙に勝たせてもらった政党の閣僚として頭を下げる事は、
電通の強力なバックアップで勝たせてもらった政治家にとっては必要不可欠な事なんだよ。