【社会】 箱根ホテル、ツバメの巣を生きているヒナ40羽ごと廃棄→警察動く★10

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957名無しさん@6周年
>>954【つづき】

●断片2●

さて、荒らしをした人が、お前は釣りをしてるのに、ツバメの巣の撤去に文句を言うのはおかしいと述べていました。
わしらの釣りは、キャッチ&リリースといって、釣りはするが、すべてリリース=放流するスタイルです。不殺主義なわけです。
根本的に違うんだけどねと思いつつ、外から見れば同じにしか見えないだろうなと思った次第。

もうひとつ、根本的に違うところが。今回のことは、法律違反(鳥獣保護法の第八条)なわけで。たぶん、無許可での撤去だったろうし。

いずれにせよ、わしは、ホテル側を責めるつもりは毛頭なく、むしろこの一件を切っ掛けに、生命に対する姿勢みたいなものを
意識してほしいと思っています。
どう、あるいは、どこまで広まるかはわからないし、知った人がどう感じ、どう動くかもわからないけれど、事実はしらせます。

巣の撤去は、利益追求という側面から観れば当然だと考える人もいますし、許せないと考える人もいます。
じっさい、鳥獣保護法、第十三条にも
「農業又は林業の事業活動に伴い捕獲等又は採取等をすることがやむを得ない鳥獣若しくは鳥類の卵であって環境省令で定める
ものは、第九条第一項の規定にかかわらず、環境大臣又は都道府県知事の許可を受けないで、環境省令で定めるところにより、
捕獲等又は採取等をすることができる。」
とあり、罰則規定にはあたらないとされています。
社会は、そりゃ、自利優先を基本として成立してますからね。

人は、様々な価値基準で生きていて、しかも、同一の人が別の環境下では、価値観そのものをガラリと変えてしまうことも多々
あるわけです。
一時的に、感情では許せないと思った同じ人が、別の場では変わることもあるでしょう。
わしは、それでいいと思うし、それこそが、人間の姿なのだと思います。
でも、多くの人、社会の底に流れる、「他」への軽視のプログラム(というか仕組みというか)が、ちょっとは改善されること
を希望します。

【つづく】