【教育】 「ニート、フリーターは2億円も損」「えーっ!?」…小学校で「ニートなどの予防授業」★2
・ニートやフリーター。背景はそれぞれ異なるが、正社員に比べて生涯の経済的な格差は
大きい。彼らの現実を知り、将来を考えてもらおうという授業が小学校で始められている。
「一生バイトをした人が老後住む家と、正社員の住む家、どっちがどっちの絵でしょう
一つは2階建ての立派な家、もう一つは公園に張ってあるテント」。
答えはフリーターの老後はテントと告げられると「えーっ、そんなに違うの!?」。
子どもたち から驚きの声が上がった。
「フリーターは結婚できない」「社会の底辺」。鳥居さんは次々とアルバイトを
侮辱する例を 示した。ニートについても「社会のゴミ」などと訴えた。
「勉強しないと将来が怖い」「ああはなりたくない」。授業が終わった直後に
前向きな感想を述べる児童が多く、鳥居さんは手応えを感じた。
ところが、授業後のアンケートで「フリーターになってもいいと思った」と答えた子がいて、
驚いたという。あまりにフリーターやニートをコケにする鳥居さんをみて、
「正社員になると鳥居さんみたいに人をコケにする人になるんでしょ?
ああはなりたくない」と受け止めたのだ。
「子どもは純粋で、ストレートなんですね」と鳥居さんは頭をかいた。中高生には全くなかった
反応という。