【外交】小泉首相、「国賓級」待遇の訪米…国家元首の胡錦濤主席よりも「歓待」受ける

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1諸君、私はニュースが好きだφ ★
 小泉純一郎首相は今回の米国公式訪問で「国賓級」の扱いを受けた。
実はこれは7年前の小渕恵三首相の公式訪問時と変わらないが、4月
の胡錦濤中国国家主席の国賓級の公式訪問と比べ、大統領本人の
強い気持ちが込められていたようだ。

 米政府で儀典上最も格式が高い「国賓」は相手が元首の場合。21発
の礼砲を伴う歓迎式典や晩餐会(ばんさんかい)、迎賓館ブレアハウス
での宿泊などがセットになるが、ブッシュ政権ではあまり例はない。
同盟国のブレア英首相、ハワード豪首相、小泉首相は元首ではない。
英豪は英女王、日本は対外的には天皇が元首だ。日本を含め歓迎式典、
晩餐会、ブレアハウスがそろっていても国賓とはされず「公式訪問」となる。

 一方、胡主席は中国の元首で、21発の礼砲による記念式典はあったが、
晩餐会はなく午餐会で国賓とはしなかった。これに対し小泉首相は晩餐会で、
しかもミニ・ロックコンサートの余興付き。日米外交当局者は「晩餐会の方が
趣向を凝らし、もてなしの度合いが濃い」という。ただ、小泉首相の場合、
礼砲数が正式なものより2発少ない19発で、「国賓」の接遇条件を
満たさない工夫も施されている。

 今回の目玉は故エルビス・プレスリーの旧宅訪問。大統領自ら案内役
を務める歓待ぶりで、もてなしの内容ではまさに「国賓」扱いだった。

ソース(毎日新聞) http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060701k0000e010036000c.html