【社会】耐震偽装防止、1級建築士全員に試験…不合格者は「準1級」や「2級」に降格

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199名無しさん@6周年
>高さ20メートルを超える鉄筋コンクリート造りの建物などの設計は、 新試験に合格した
1級建築士だけに許可するなど、業務範囲も見直す。

これって姉歯氏の最初に偽造したゼファー月島についての
「高さ20メートル以上の建物の仕事は初めてで、構造計算しても何度もエラーが出た。
最初の大きな仕事で、失敗したら次の仕事が受注できなくなる」
という供述を受けて立案されたんだろうか。
色々調べてみたら姉歯氏のこの供述が正しいかどうかは非常に疑わしい。
姉歯氏はゼファー月島より1年半前に御殿場・小山RDFセンターの構造設計をしているが、
この物件の高さは35.7メートルで計算書に偽装は無く、計算書での耐震強度は基準以上だった。
(この物件では姉歯氏に過失は無く設計担当のフジタの不手際で耐震強度が落ちていた)
つまり姉歯氏は充分20メートル以上の建物の設計を行う能力は充分あったと思われる。
そもそも姉歯氏は園田氏の下で構造を10年間勉強・経験しており、手計算で構造計算出来る知識はあった。
また、園田氏は姉歯氏を頭が良くて飲み込みも早く、仕事も早いと評価していた。
浅沼氏の様によく解らずに耐震壁を入れるのではなく、どの数値をいじれば目的の数値が低減出来るか
という因果関係を充分理解していたのではないか。

姉歯氏は能力不足が原因で偽装したと警察側が主張している様だが、設計能力は充分あって、不足
しているのはモラルの面だと思うのだが。
保身に走る彼が何故この様な「自分は無能」とでも言うような自ら不利になる供述をしたのかが謎だ。
警察か弁護士にそう言う様促されたのか、単に言い逃れなのかは解らないがどうも姉歯氏の供述の裏に
国交省の思惑がある様な気がしてならないんだが…