★六本木ヒルズ族が怯える怪談話
背筋がゾッとする怪談話をひとつ……。科学的な根拠が全くないのはよ〜く分かっているが、
それでもやっぱり気持ちいいもんじゃない。
――六本木ヒルズのある六本木6丁目界隈は、江戸時代、毛利家の屋敷があったという。
今もその名残が、庭園として残されている。その毛利家のすぐ脇に、大法寺など少なくとも
4つの寺院があり、墓もあったらしい。寺も墓も今は取り壊され、六本木ヒルズが、
その地にそびえ立つ。六本木ヒルズを舞台にした大事件は、これまで3つ。
回転ドアの死亡事故、ライブドア事件、そして村上ファンド事件と続いた。タタリじゃないのか。
しかも寺院は4つあった。あと1つ事件が起きる? 次はウチの会社が……。
恐怖に怯える六本木ヒルズの住人が、結構いるという。
しかも。
――毛利邸には有名な切腹がある。赤穂浪士の討ち入り後、10人が毛利家に預けられ、
全員がここで切腹した。いわく付きの土地と言えなくもない。
某IT経営者が知名度の高い占い師に会ったという話も、密かにささやかれ出している。
――池袋のサンシャインシティ界隈は、かつて巣鴨刑務所(巣鴨プリズン)があった場所で、
戦犯が処刑された。サンシャイン60にグループ会社を多く集めていたセゾングループは、
今はほぼ解体された状態に等しい。
あくまでオカルト。過去と現在を結びつける根拠は何もない。真夏を前にした、ひと足早い
怪談話に過ぎないが、六本木ヒルズ族は、複雑な思いを抱きながら、今日も明日も……。
ソース
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=26gendainet02027028