不妊治療費上乗せ助成:来月スタート 県と高松市そろって−−上限10万円 /香川
高松市を対象除外としていた県の不妊治療費上乗せ助成事業について、県は22日、7月1日から同市と足並
みをそろえて助成をスタートさせ、4月1日までさかのぼって適用することを明らかにした。同日の県議会本会
議で名和基延議員(自民)の代表質問に真鍋武紀知事が答えた。
同事業は、県が国の補助事業に上限10万円を上乗せしようと今年度新設。しかし、中核市として現行事業の
実施主体である同市の市民を対象に入れなかったことなどで反発の声が強まり、県が予算執行を停止していた。
◇4月以降の治療もさかのぼって実施
今回、高松市も同様に上限10万円の上乗せを行うことを決め、今年度分については県がその半額分を同市に
補助することで決着した。
県と同市は7月1日から事業を始め、4月1日以降に治療を開始した夫婦についてもさかのぼって適用する。
真鍋知事は「各施策について双方の職員が意見交換を行うことで、同市との相互の信頼・協力関係を深めたい」
と述べた。【高橋恵子】
毎日新聞 2006年6月23日
ソース:
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kagawa/news/20060623ddlk37010527000c.html