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507名無しさん@6周年
〜柳沢さん見つかる〜 52年ぶり帰国 元プロサッカー選手
 
 2006年ワールドカップ・ドイツ大会後、現地で行方不明になり、死亡宣告を受けた
元日本代表サッカー選手で 富山県出身の柳沢敦さん(81)が12日、成田着のアエロ
フロート機でブラジルから一時帰国した。

 20日に故郷の富山で親族と2006年以来、実に52年ぶりの再会を果たす予定。
柳沢さんは緑がかったスーツ姿で、しっかりした足取りで到着ロビーに姿を見せた。
報道陣に囲まれた柳沢さんは、日本語で「コンチチハ」と第一声。続いてポルトガル語で
「故郷に戻ったら姉と話をしたい。帰国の機会をつくってくれた日本政府に感謝する。
日本サッカーを凋落させた戦犯のために、 帰国に52年もかかってしまった」と語った。
また、今まず何がしたいか、との記者の問いに「ラーメンを食べたい」と答えた。
ブラジル・マナウスの山林での生活が長かったためか、日本語は片言しかできないという。
 厚生労働省によると、柳沢さんはドイツでサッカー人生を終えたが、2006年以降は消息が
分からなくなり、2041年に死亡宣告が確定した。しかし昨年10月、柳沢さんが「父の墓参りが
したい」と知人に相談。 知人から日本政府に情報が寄せられ、親族が本人と確認した。
既に戸籍から削除されているため、厚労省は回復手続きを進める。
 柳沢さんは現在、ブラジルで家族と暮らしており、アシュケイさんら子ども3人がいる。

【夕日新聞 21日】