・「北海道旅行は、回数を重ねるほど飽きてくる」−。
日本政策投資銀行(政策銀)と北大、道がまとめた道内観光の満足度分析調査結果
から、こんな傾向が明らかになった。
サービス面などは、近畿圏からの評価が厳しいほか、道内地域別では十勝圏の印象が
薄いことも判明。その一方で、釧路・根室圏への評価が高いことが分かった。
調査によると、旅行全体の満足度については初回の人に比べ、二−四回、五回以上と
増えるにしたがってマイナス幅が拡大。
理由は土産品、観光施設などの面で、飽きがくる傾向が出たためだ。
観光地としてライバルの沖縄は対照的に、旅行回数が増えるほど満足度が高くなる
傾向にあり、政策銀は「リピーター対策を早急に確立するべきだ」と強調する。
地域別では関東圏の評価を基準とした場合、東北と九州・沖縄以外はマイナス。
中でも近畿が最も厳しい数値を示した。接客サービスなどへの満足度が低いためで、
特にパック旅行でこの傾向が顕著。旅行料金に占める交通費、宿泊費、食事料金
などの割合が知らされないことで、「単価が抑えられた部分で、納得できない面が
出てくる」という。
こうした傾向は全国共通だ。
訪問地域については、道央圏と比較し、釧路・根室圏が最も高い数値となった。湿原など
北海道らしい景観が楽しめたことなどが好感された。
これに対し、十勝圏は食事、景観の面で満足度が低い結果となった。食材や景色への
期待感が高い分、「『意外と特徴がない』と感じる人も多いため」と分析している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060616&j=0030&k=200606167180 ※前:
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1150446223/