>>14 > ソニー本社はクタの暴走を止めないのか・・
ソニーの過去10年、さまざまな事業失敗を救ってきたのがクタが率いるPS事業なんだよ。
出井伸之がソニーのトップになってから、いろんな事業で失敗し、
ソニーブランドの信用の失墜、技術力の低下、他さまざまな失敗を重ねてきた。
しかし、その中でもPS事業だけは絶好調で、任天堂から覇権を奪い、
ソニーに対して多大な収益をもたらしてきた。
つまり、過去のソニーの数々の大失敗を救ってきたのが、PS事業であり、クタなんです。
PS事業の空前の大成功により、他の事業の失敗分が穴埋めされてきたおかげで、
過去の経営陣や幹部連中は「事業失敗の責任」から逃れてきたわけですね。
これがまず第一点。
そして、ブルーレイやCellプロセッサ事業も、立ち上げた当初にソニーが描いていた
青写真とは現実は全く異なり、どれもこれも苦境に立たされています。
インテルやAMD、IBMを駆逐して、Cellプロセッサが世界を席巻する、
次世代光ディスクの規格を握り、その規格からライセンス収入を得る。
そんな青写真だったのが、現実はそのどちらも全く不調だし、
注ぎ込んだカネはドンドン膨らんでいったわけです。
今のソニーに、「Cellプロセッサ」や「ブルーレイディスク」の規格を普及させる起爆剤に
なりえる製品は「プレイステーション3」しかないわけです。
というか、今までの苦境も、
「PS3にて搭載し、爆発的に普及させることでデファクトスタンダードの地位を確保」
という修正青写真を描くことで、責任を先延ばしにし、PS3の成功に依存しているわけ。
だから、ソニーはクタを止められない。クタを今止めたら、自分たちの事業の失敗を取り返す手段がなくなるから。