★ <京都>京都医療センター汚職 前部長が無罪主張
京都市伏見区の国立病院機構・京都医療センターをめぐる横領事件の
初公判で、前の事務部長は、無罪を主張しました。
業務上横領の罪に問われているのは、京都医療センターの前の
事務部長・粟井一博被告(57)です。起訴状によりますと、粟井被告は、
独立行政法人化する前の旧国立京都病院で事務部長だった3年前、
病院施設の共益費の口座を無断解約し、880万円を着服したとされます。
きょうの初公判で、粟井被告は、「税金支払いのため口座を変えただけで
自分が使うためではなかった」などと起訴事実を否認し、無罪を主張しました。
一方、検察は冒頭陳述で、「裏口座に金をまわし、祇園の高級スナックでの
遊興費に使った」などと指摘しました。
粟井被告が異動した大阪医療センターでは、がん研究振興財団からの
助成金が、事業費用より200万円多く請求されたこともわかり、
京都地検が調べています。
ABC WEB NEWS
http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_003_200606070501004.html