おしゃぶりが原因でかみ合わせが悪くなったのはメーカーの責任として、横浜市の女児(6)と母親(40)が31日、
ベビー用品販売会社「コンビ」(東京都)に約1000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
訴えによると、女児は生後2カ月ごろから、おしゃぶりを使い始めたが、徐々にかみ合わせの異常が見られるよう
になり、16年2月に歯科医から「おしゃぶりが原因」と診断された。女児がおしゃぶりの使用をやめたところ、かみ
合わせはほぼ改善されたが、現在も発音に影響があるという。
おしゃぶりの使用をめぐっては、小児歯科などの学会で、かみ合わせに悪影響があるとする提言がされていると
いう。原告側は「おしゃぶりがかみ合わせに悪影響を与えていることは明らかで、メーカーは製造物責任を負う」
と主張している。
コンビ社は「現在、事実確認中でコメントは控えたい」としている。
ソース
産経新聞
http://www.sankei.co.jp/news/060531/sha096.htm