【米国】全米映画協会、著作権侵害で提訴中の企業の情報入手をハッカーに依頼→情報ゲット→ばれて逆に提訴される

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1サルモφ ★:2006/05/26(金) 03:12:12 ID:???0
 著作権侵害を手助けしたとして全米映画協会(MPAA)から訴えられていたTorrentspy.comを
運営する企業が、米国時間5月24日、MPAAがハッカーに報酬を支払って会社から情報を
盗み出させたとして、逆に訴訟を起こした。
 Torrentspy.comの運営企業であるValence Mediaが、米カリフォルニア州中部地区の
連邦地方裁判所に提出した訴状によると、MPAAの幹部がある人物に
Torrentspy.comの非公開の情報を持ち出すように依頼したという。この人物が誰であるかは
明示されていないが、原告団の1人の元同僚だとのことだ。

 Torrentspy側の主張によると、電子メールの通信文や企業秘密を盗み出すことで
MPAAから1万5000ドルの報酬を得たというこの人物は、自らが果たした役割を認め、現在は
原告側に協力している。
 MPAAのバイスプレジデント(コーポレートコミュニケーションズ担当)であるKori Bernards氏
は、CNET News.comへの電子メールの中で「(Torrentspyによる)主張は間違っている」と
語った。「Torrentspyは事実を混乱させることで、自分たちが窃盗を助長しているという事実を
隠そうとしている。われわれが起こした訴訟は成功すると、MPAAは確信している。法律が
MPAAに味方するからだ」(Bernards氏)
 24日にTorrentspy側から出された訴状では、2005年7月にMPAAの幹部から接触を受け
Torrentspyの秘密情報を入手するように依頼されたという人物について、身元は明らか
にされていない。

 「入手方法はいとわない」というMPAAの幹部の発言が訴状には引用されている。

 CNET News.comが入手した訴状の内容によると、この人物が盗み取ったとされる情報には、
2005年1月から6月にかけてのTorrentspyの収支表や、Torrentspyの従業員間の個人的な
電子メールのコピー、同社のサーバに関する詳細な情報、課金情報などが含まれる。
 Torrentspyの主張によると、同社が「情報提供者」と表記するこの人物は、本人と
MPAAとの関係がどんな種類のものであるかを証明する証拠資料を提供しているという。
その中には、情報提供者とMPAA幹部が署名している同意書も含まれていると、
Torrentspy側弁護士のRothken氏は述べた。

引用元
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20122989,00.htm